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森林主題図の用語解説

このページでは「ぎふふぉれナビ」で紹介している森林主題図の各項目に関する解説を掲載しています。

森林冠雪害危険度

冠雪害の発生する危険性が高い地域を示した地図です。
冠雪害とは、湿った雪が樹木に付着して、樹木が雪の重量を支えきれずに、折れ曲がったり倒れたりする被害のことを指します。

<注意が必要な林分>
青色で示された危険区域では、耐冠雪害性の高い森林を育てるため、早めの間伐を心がけてください。また、危険区域において、優勢木の平均形状比(樹高/胸高直径)が、3から6齢級の場合:70以上、7から9齢級の場合:80以上、の林分については、冠雪害に遭う危険性が高いので、間伐等を行う場合には注意して下さい。

樹種

樹種とは、その森林を構成する主な樹木の種類を指します。この主題図では、岐阜県の森林を構成する主要な樹種として、スギ、ヒノキ、カラマツ、アカマツ・クロマツ、その他針葉樹、その他広葉樹、未立木地など(竹林等も含む)、に分類をしています。

人工林・天然林

この主題図では、民有林における人工林と天然林の分布を示しています。
<人工林とは>
主として人の力を加えることによって、苗木や種子を造林地に定着させて仕立てる方法によって成立した森林のことを「人工林」と呼びます。
<天然林とは>
これに対して、主として天然の力によって成立した森林のことを「天然林」と呼んでいます。天然林には一部人の手を加えたもの(育成天然林)も含まれます。

林班界

準林班の一定単位でのまとまりを「林班」(森林計画図においては「林班界」)と呼んで管理しており、森林簿や森林計画図においては、市町村毎に数字で1,2,3,4,5,6、・・・・、と順を振って表記しています。
林班界は、主とし大字・字界や尾根・谷などの大地形によって区切られたの区域です(地域によって例外もありますが、平均50ヘクタール程度です)。

準林班界

小班の一定単位でのまとまりを「準林班」(森林計画図においては「準林班界」)と呼んで管理しており、森林簿や森林計画図における記述上はカナで、イ、ロ、ハ、ニ、ホ、ヘ、ト・・・・、と順を振って表記しています。
準林班界は、主として字や尾根・谷などの小地形によって区切られた区域です(地域によって例外もありますが、平均5ヘクタール程度です)。

小班界

小班界は、樹種や林齢、地番などの違いにより区切られた区域で、森林計画図の最小の単位です。この小班ごとに「森林簿」という台帳を作成し、その区域の森林の内容(樹種、林齢、法規制など)を示しています。また、必要に応じて枝番を振っています(1-1,1-2など)。

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