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「伝統的防災施設マップ」を活用した地域防災力の向上

記事ID:0009898 2016年8月17日更新 河川課 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

 岐阜県には、大規模な洪水が起こった時の備えとして、先人たちの知恵と経験によって造られた霞堤(かすみてい)や輪中堤(わじゅうてい)などの伝統的な防災施設(※)が存在しており、これらの施設が持つ役割などを知り、学び、次世代へ継承していくことが、今後の水害対策において重要であると考え、施設の位置や役割などをまとめた「伝統的防災施設マップ」を作成しております。

伝統的防災施設マップ
 霞堤と輪中堤に分けて、施設が多く存在する5地区についてまとめており、各地区の内容を下記より確認できます。

[霞堤]

中濃地区(長良川・津保川)(PDF:8.1MB)
飛騨地区(宮川)(PDF:9.5MB)
西濃地区(粕川・揖斐川)(PDF:8.6MB)

[輪中堤]

西濃地区中部(大垣輪中等)(PDF:27.1MB)
西濃地区南部(福束輪中・高須輪中・多芸輪中等)(PDF:13.1MB)

※霞堤:堤防にすき間を設けて不連続にした施設であり、洪水時にはすき間から水を入りこませることで川の水位を上がりにくくし、甚大な被害を避ける。
※輪中堤:川の氾濫から集落を守るため、集落の周りに堤防を造り、「輪」のようにつないだ施設である。

総合学習への支援
 本マップを活用した総合学習等の支援も行っているため、県庁河川課もしくはお近くの土木事務所までご連絡ください。
 土木事務所一覧(PDF:987KB)
 

 

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