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岐阜女子大学生が当館で学習

岐阜女子大学生が本館で学習

 11月12日(月曜日)に岐阜女子大学文化創造学部の学生が本館で学習を行いました。来館したのは同大学の辻公子先生と先生が担当されている公文書と古文書についての講座を受講している20名の学生です。当日は、その講座の1コマとして本館で正味2時間の学習をしました。最初に、展示室で小森館長が歓迎の挨拶を行い、続いて小川学芸業務専門職が展示資料の説明をしました。その後、会議室で本館が所蔵する代表的な史料を実際に見て貰い、小川専門職がその史料についての解説を行いました。その史料は、信長・秀吉・家康の手紙、美濃郡代笠松陣屋文書の中の宝永年間の長良川の図、解体新書及び杉田玄白が江馬蘭斎に出した手紙、伊能忠敬の美濃・飛騨測量の際の手紙、羽栗郡本郷村の宗門改帳などです。

館長による歓迎の挨拶の様子本物の史料を見て説明を聴く様子
<左>館長による歓迎の挨拶の様子、<右>本物の史料を見て説明を聴く学生のみなさん

次に、2階の研修室に移り、吉田課長補佐が本館の業務内容の説明と資料収蔵庫など館内の案内を行い、最後に、再び小川専門職が北下佐波村の庄屋であった青木家の文書を用いての古文書講座を行いました。どの学生も古文書を読み解こうと真剣に取り組んでいました。

館の現状説明を聴く学生古文書の読解に取組む様子
<左>本館の現状説明を聴くみなさん、<右>古文書の読解に真剣に取り組むみなさん

今回の学習で学生諸君は本物の史料を目にして感動してくれたものと思います。また、公文書館の役割とその重要性についての理解が深まったことと思います。今後もこのような本館の利用を歓迎いたします。

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