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いちご

岐阜県のいちご

 岐阜県では、平坦部を中心にいちごが栽培されています。県育成品種である「濃姫」「美濃娘」「華かがり」を主として、クリスマスの頃から5月まで各地の店頭に並びます。
 夏には高冷地で夏いちごが栽培されており、主に業務用として使われています。

<美濃娘>
いちご写真

いちごの画像1豆知識

いちごの品種
 いちごの一時代を築いた「女峰」「とよのか」2大品種体制から、現在は各県のオリジナル品種による個性化したブランドづくりへと、時代は大きく変化しています。岐阜県には「濃姫」と「美濃娘」、「華かがり」があります。

 

濃姫
 昭和63年、岐阜県農業総合研究センター(現岐阜県農業技術センター)において、大粒で食味の良い「アイベリー」に、果形と食味の良い「女峰」を交配して誕生し、平成10年に品種登録されました。
 「女峰」「とよのか」より甘く、甘みと酸味のバランスに大変優れています。
 高貴かつ芳醇な香りが、美味しさを引き立てます。

 

美濃娘
 平成9年、岐阜県農業技術研究所(現岐阜県農業技術センター)において、「女峰」と「宝交早生」を交配してできた系統と「とよのか」と「濃姫」を交配してできた系統とをさらに交配して誕生し、平成19年に品種登録されました。
 色・つやが良く、外観が優れています。
 甘みと酸味のバランスに優れているほか、しゃきしゃきした食感が楽しめます。ケーキ用としても有望です。

美濃娘
  「美濃娘」のオリジナルキャラクター
    おいしくて形が良く、輝くような「美濃娘」を元気で明るいキャラクターで表現しています。

 

華かがり
 平成19年、岐阜県農業技術センターにおいて、「美濃娘」にセンター育成の中間母本「9-2-3」を交配して誕生し、平成29年に品種登録されました。

 果実は大きく形がよい、果肉は白く空洞はほとんどない、果汁が多くてジューシーなどの特徴があります。

 

いちごのルーツと日本への伝来
 今から200年前、オランダで南アメリカと北アメリカの野性種の交配から生まれた大粒の品種が、現在栽培されているいちごのルーツです。
 日本へは江戸末期にオランダから長崎へ伝えられました。

いちごはどこを食べるのか?
 いちごの赤い実は果実だと思われがちですが、じつはその外側についている種のようなつぶつぶが本当の果実です。この中に小さな種が入っています。
 赤い実は果実でなく花托と呼ばれ、果実のベットの役目をしています。

いちごの画像2簡単・おいしい!いちご料理

いちごのコンポート
<材料>
  いちご  1パック
  赤ワイン 50ml
  水    50ml
  砂糖   大さじ3
  レモン汁 大さじ1

<作り方>

  1. いちごはへたをとって洗い水気を切っておく。
  2. いちご以外の材料を鍋に入れ煮立たせる。
  3. いちごを2に加える。いちごをつぶさないようにかきまぜながら5分程煮る。
  4. 別の容器に移し冷蔵庫で冷やす。アイスクリームにかけて食べるとおいしい。