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岡前遺跡縄文土器2

遺跡名

岡前遺跡

所在地

飛騨市古川町杉崎岡前

時代

縄文時代

種類

縄文土器

出土状況

竪穴住居跡(SB4)
岡前遺跡縄文土器2第4号住居跡から出土しました。住居の入り口部の地中に埋められる特殊な用途の土器で埋甕と呼ばれます。底部を上にして逆さまの状態で埋められていました。底部は打ち欠かれ無く、その上に平たい河原石が蓋をするように置かれていました。中は空洞の状態でした。この土器は縄文時代中期後半の土器です。文様は北陸地方に分布の中心を持つ土器様式と長野県などを中心とする中部高地に中心を置く土器様式の両方の特徴を兼ね備えており飛騨地方に北や東から文化が入ってきていたことを示しています。また、流入してきた文化を個性的に創り上げていった人々がいたことも物語っています。

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