本文
管内の農産物
水稲
品種は「ハツシモ」、「コシヒカリ」を中心に、「ほしじるし」、「みのにしき」などが栽培されています。
「みのにしき」は、昭和58年に関市小瀬で岐阜県の銘柄米「ハツシモ」と「ニホンマサリ」を交配して育成され、民間育種として登録された貴重な品種です。
小麦・大豆
高品質な小麦づくりを目指して、品種「さとのそら」を管内の平坦地域を中心に約220haで作付けされています。大豆は「フクユタカ」を中心に、大規模経営体が約150haを栽培しています。水稲・麦・大豆の2年3作体系で輪作を行っています。
いちご
関市を中心に、県育成品種「濃姫」「美濃娘」を主体としたハウス促成栽培が行われています。
夏秋なす
濃黒紫色で瑞々しくつやがあり、きめの細かい肉質が特長の長なす「筑陽」が栽培されています。一部農家では、岐阜県中山間農業研究所が開発した3S栽培(夏秋トマト隔離型培地耕システム)に取り組んでいます。
さといも
円空さといもは、丸い形が特長のさといもを、長い年月をかけて増やしてきたもので、平成元年頃に、円空作の仏像に似ているところから、「円空」と名付けられました。丸くて白く、肉質が硬く、煮くずれしません。
ゆず
上之保地域では、村おこしの一環として昭和59年にゆず栽培が始まり、現在では約200戸の農家でゆずが栽培されています。ゆずを利用した加工品も数多く作られています。
キウイフルーツ
洞戸地域の特産品として、昭和54年に導入されて主要作物となっています。キウイを利用したワインやせん餅などの加工品も作られています。