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農業振興課の概要
農務・畜産係
ぎふクリーン農業の推進
安全・安心な農作物を供給するため、岐阜県では、たい肥等を適正に使用した土づくりを基本として、従来の栽培に比べて化学合成農薬・化学肥料をそれぞれ30%以上削減した栽培方法を「ぎふクリーン農業」と定め推進しています。
管内では、「米」・「小麦」・「大豆」を主体とし、「いちご」「きゅうり」「こまつな」などの野菜や、「ゆず」「キウイフルーツ」などの果樹、花きで244.3ha(R1年11月現在)が登録されています。その他、きのこ類、加工食品で登録があります。
ぎふクリーン農業栽培ほ場
ぎふクリーン農産物販売コーナー
地産地消
地産地消は、地元で採れる農産物を活かし、生産者と消費者が手を取り合って、私たちの食卓と生活を豊かにしていく取り組みで、管内では様々な農産物が生産され、農産物の朝市・直売所を中心に地産地消が進められています。
ふる里農園美の関(経営構造対策)
道の駅・美濃にわか茶屋(元気な地域づくり交付金)
農地の有効活用
農村における高齢化などにより耕作放棄される農地が増加するとともに、野生鳥獣による農作物の被害が中山間地域を中心に増えており、獣害防止柵の設置などにより、農地の有効利用を進めています。
獣害防止柵
農地整備係
豊かできれいな水の確保
農業水利施設の定期的な機能診断調査に基づき、施設の状態に応じた補修工事(補修・補強・部分変更等)を実施することにより、農業水利施設の長寿化を図り、施設のライフサイクルコストを低減させます。(農業水利施設保全合理化事業(曽代用水地区))
事業実施前
事業実施後
農地・農業用施設等の適正な保全管理
地域の農業者だけでなく、自治会や子ども会など地域に暮らす様々な人たちの参画を得て、農地・農業用施設や農村環境の保全管理を行う組織を支援しています。(多面的機能支払交付金事業)
路肩や法面の草刈り
集落内の清掃活動
在来魚の水路への放流
ぎふ田んぼの学校活動事業
農地・農業用排水路等は、食料生産を担うだけでなく、生態系の保全や気候の緩和など、様々な役割があり、農村地域の生活環境の形成にもつながっています。
このため、将来を担う子ども達や地域住民等に農業の大切さや、農村の持つ多面的機能の大切さ、施設の役割や歴史を伝えることを通じて、農業農村整備等で整備した農村資源の適正な保全管理への理解を深めるため、ぎふ田んぼの学校活動事業を実施します。(写真:曽代用水現地見学の様子)
取水工
除じん機
杁之戸分水工