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学校の安全管理・教育に関すること
学校安全について
学校安全は、学校(園)における幼児児童生徒(以下、児童生徒)の安全に関わる諸活動、すなわち、児童生徒が外部環境に存在する様々な危険を制御して安全に行動することを目指す活動(安全教育)と、彼らを取り巻く外部環境を安全に保つための活動(安全管理)によって構成されます。また、両者の活動を円滑に進めていく上で組織活動の役割が重要となります。
安全管理・教育の効果的な促進
「学校安全講習会」等を実施して、教職員の危機管理意識の高揚を図るとともに、各種マニュアルの整備や安全管理体制の確立を図ります。また、「学校安全管理・教育の手引き」の活用や安全マップづくりなどを通して、児童生徒が、自分で自分の命を守るために大切な力(「危険予測能力」「危険回避能力」「事故対処能力」)や態度を育成するための安全教育を推進します。
学校安全管理・教育の手引き
学校は児童生徒の自己実現と健やかな成長を目指して教育活動が行われる場所であり、すべての児童生徒が安心して学べる環境が確保されていなければなりません。また、自然災害については、学校と地域が連携して安全な教育環境を確保するための取組が喫緊の課題となっています。
本県においては昭和60年に作成した「学校保健安全教育・管理の手引」や、平成14年に学校安全の重点項目をまとめた「学校安全管理・教育の手引」により、学校における安全管理と安全教育を推進してきました。
平成20年6月に「学校保健法」が「学校保健安全法」に改正されたのを受け、児童生徒の身の回りに起こり得る事件、事故、災害を想定し、その対応について基本的な考え方や指導体制等を示し、各学校や地域の実情を踏まえた「自校独自のマニュアル」を作成するよう本手引を作成しました。
学校安全管理・教育の手引き
01第1章学校保健安全法の概要について [PDFファイル/13KB]