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東海北陸自動車道の概要
東海北陸自動車道の概要
東海北陸自動車道は愛知県一宮市で名神高速道路から分岐し、岐阜県内で東海環状自動車道及び中部縦貫自動車道と接続しながら北上し、富山県小矢部市で北陸自動車道に連結する総延長185kmの高速道路です。
この路線により太平洋側と日本海側が直結され、中部内陸地帯の開発と発展のみならず、東海、北陸両地方の一体的発展に必要不可欠な社会基盤として大きな効果が期待されています。また、災害時には緊急輸送道路や代替迂回路として機能する重要な道路です。
【路線概要】
起点:愛知県一宮市(名神高速道路一宮JCT)
終点:富山県小矢部市(北陸自動車道小矢部砺波JCT)
延長:185km(岐阜県内143km)
道路区分:第1種3級
設計速度:80km/h
車線数:4車線(飛騨清見IC〜南砺SIC間は暫定2車線)
事業主体:中日本高速道路株式会社
【路線図】
【路線図】 [PDFファイル/277KB]
年月日 | 内容 |
---|---|
昭和47年 | 事業着手 |
昭和61年3月5日 | 開通 岐阜各務原IC〜美濃IC L=19.1km(4車線) |
平成4年3月28日 | 開通 福光IC〜小矢部砺波JCT L=11.1km(2車線) |
平成6年3月25日 | 開通 美濃IC〜美並IC L=17.2km(2車線) |
平成8年4月18日 | 開通 美並IC〜郡上八幡IC L=10.2km(2車線) |
平成9年3月24日 | 開通 一宮木曽川IC〜岐阜各務原IC L=5.6km(4車線) |
平成9年11月10日 | 開通 郡上八幡IC〜白鳥IC L=16.6km(2車線) |
平成10年2月20日 | 開通 尾西IC〜一宮木曽川IC L=3.8km(4車線) |
平成10年12月13日 | 開通 一宮JCT〜尾西IC L=3.9km(4車線) |
平成11年11月27日 | 開通 白鳥IC〜荘川IC L=21.9km(2車線) |
平成12年9月30日 | 開通 五箇山IC〜福光IC L=16.3km(2車線) |
平成12年10月7日 | 開通 荘川IC〜飛騨清見IC L=18.9km(2車線) |
平成14年11月16日 | 開通 白川郷IC〜五箇山IC L=15.2km(2車線) |
平成16年12月4日 | 四車線化完成 美濃IC〜瓢ヶ岳PA L=18.5km 白鳥IC以南L=2.1km |
平成19年1月13日 | 飛騨トンネル本坑貫通 |
平成20年7月5日 | 開通 飛騨清見IC〜白川郷IC L=25.0km(2車線)【全線開通】 |
平成20年7月18日 | 四車線化完成 瓢ヶ岳PA〜郡上八幡IC L=8.9km |
平成21年2月20日 | 四車線化完成 ぎふ大和IC〜白鳥IC L=10.4km |
平成21年7月17日 | 四車線化完成 郡上八幡IC〜ぎふ大和IC L=6.2km |
平成30年11月30日 |
四車線化完成 白鳥IC〜高鷲IC L=8.0km |
平成30年12月8日 | 四車線化完成 ひるがの高原スマートIC〜飛騨清見IC L=25.8km |
平成31年3月20日 | 四車線化完成 高鷲IC〜ひるがの高原スマートIC L=7.1km |
令和2年11月7日 | 四車線化完成 城端SA~福光IC L=2.3km |
令和3年3月28日 | 開通 一宮稲沢北IC |
令和4年11月12日 | 四車線化完成 五箇山IC~小矢部砺波JCT間の一部 L=5.9km |
飛騨トンネル
飛騨清見IC〜白川郷IC間にある飛騨トンネルは延長10,710mで、道路トンネルとしては国内第3位です。このトンネルは土被りが1,000m以上におよび、大量の湧水や、盤膨れを起こすような脆弱な個所があり掘削に難航しました。この区間の完成をもって全線開通となりました。
飛騨トンネルの詳細は中日本高速道路株式会社のホームページ<外部リンク>へ
東海北陸自動車道四車線化の整備効果
【繁忙期の渋滞解消】
観光シーズン、スキーシーズンに交通集中による慢性的な渋滞発生し、周辺道路交通にも影響していましたが、四車線化整備により解消されます。
【重大事故、維持作業に伴う交通障害の抑制】
暫定二車線では、正面衝突などの重大な事故があった時や点検・補修をする場合には通行止めをしなければなりませんが、四車線化により、通行止めが無くなります。
規制・工事に関するお問い合わせ先
電話番号:0120-922-229
NEXCO中日本 お客様センター