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毘沙門遺跡の調査成果を紹介します

所在地

恵那市武並町(えなしたけなみちょう)
地図<外部リンク>

時代

 縄文時代から近世

毘沙門遺跡発掘区遠景 発掘区遠景(北から撮影)

発掘状況

縄文時代前期の土器埋設遺構や土坑、溝状遺構などを確認し、土坑の中には墓と思われるものがあることから、墓域や祭祀場として利用されていたことが判明しました。また、古代から近世の遺物も出土し、断続的に土地利用されていました。

毘沙門遺跡A区とB区 A区・B区発掘区近景(上が西)

 

毘沙門遺跡C区 C区区近景(上が東)

縄文時代前期の土器埋設遺構

縄文時代前期の土器埋設遺構を24基確認しました。土器よりも少し大きな穴に、土器を埋めた遺構です。中には、一旦土器を壊した後、土器片を円形や方形に配置したものもあります。再生を願う祭祀を行った施設、あるいは子供の埋葬施設などの説があります。

土器埋設遺構(SJ07)の様子 土器埋設遺構(SJ07、北から撮影)

土器埋設遺構(SJ14)の様子 土器埋設遺構(SJ14、北から撮影)

 

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