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令和4年度統計調査にかかる大学生インターンシップ
岐阜県では、岐阜大学地域協学センターと連携・協働し、地域課題の解決に向けてリーダーシップを発揮できる人材の育成及び統計調査のよき理解者・協力者として良好な調査環境の確保に寄与する人材の育成を目指し、毎年インターンシップ事業を実施しています。令和4年度は、9月5日、6日、8日、9日の4日間にかけて実施しました。今年度は5名の学生に参加していただきました。
プログラム内容
1日目
講義では公的統計の意義や重要性を学ぶ、「統計の基礎・統計調査の現状と課題」を受けました。演習ではExcel操作の方法、データの入手・分析方法及びグラフ作成の基礎を学びました。その後は実際の人口などのデータを活用し、グラフ作成、課題分析、さらにその解決策の検討を行い、発表資料の作成に取り掛かりました。
2日目
午前は、講義「統計から見た岐阜県について」を受けました。その後は2つのチームに分かれ、分析と発表資料の作成を進め、午後には中間発表を行いました。互いの発表に対し意見交換を行いました。
3日目
中間発表で交換した意見や、各自インターネットで入手したデータを反映させながら、各々の分析をさらに深めました。また、午後には実際の統計調査の現場で活躍されている統計調査員との交流会を実施しました。
4日目
午前は、統計行政の現場体験として、公務員の服務や行政組織について理解するとともに、環境生活部次長や統計課職員との意見交換を行いました。午後からは、各チームで行ったデータ分析結果及び課題解決策の発表と4日間の振り返りを行いました。
参加した学生の感想
・PowerPointやExcelを使用した資料作成について、多くのことを学ぶことができた。
・統計資料を使い、数値データを根拠にして議論していくことの大切さと難しさが理解できた。
・統計調査員という人が存在することや、どのようにして統計が作られていくかということを知ることができた。
・複数人の意見を協議しながら1つの形にまとめていく作業が難しく、よい経験になった。
・県の組織や公務員として働くことについて詳しく知ることができた。自分の将来を考えるうえでとても参考になった。