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岐阜県慢性腎臓病対策について

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慢性腎臓病(CKD)は新たな国民病

5人に1人が慢性腎臓病 

慢性腎臓病=CKD(Chronic Kidney Disease)は、1つの疾患の名称ではなく、腎臓の働きが徐々に低下していくさまざまな腎臓病を包括した総称です。
CKDの発症には、加齢に伴う腎機能低下や、糖尿病や高血圧など生活習慣病が深くかかわっており、CKDが進行すると透析療法が必要となります。

​わが国では約35万人の方が人工透析を受けるなど、国民の健康に大きな影響を及ぼしています。
2024年においては、末期腎不全のため全国で新たに約3万6千人が透析治療を開始し、岐阜県では4,964人が透析治療を受けています。

慢性腎臓病(CKD)って何?

 腎臓は「沈黙の臓器」と言われ、自覚症状が乏しく、症状を自覚したときには腎臓病が既に進行しているケースも少なくありません。
 慢性腎臓病(CKD)とは、腎臓の働きが正常の60%未満に低下する、蛋白(たんぱく)尿が出るといった腎臓の異常が3か月以上続いている状態を言います。

 ■以下の1、2のいずれか、または両方が3ヶ月以上持続する状態をいいます。
  1  尿異常、画像診断、血液、病理で腎障害の存在が明らか(特に蛋白尿の存在が重要)
    2  糸球体濾過量(GFR)60  mL/ 分/1 .73 m2 未満

 ■糸球体濾過量(GFR)とは・・・
  腎臓の機能 を知ることができる指標です。
  GFRが60といわれたら、腎臓は60%の働きしかできなくなっているということになります。
​  このGFRは、血清クレアチニンの検査値と年齢・性別から、GFRを推定するeGFR(推算糸球体ろ過量)が計算できます 。
  

 慢性腎臓病ご存知ですか?<外部リンク>(動画が再生されます。) 

慢性腎臓病ご存知ですか?<外部リンク>

健診結果から確認する

 3つの項目をあわせて確認しましょう!
 腎臓の状態は、ひとつの数値だけで判断するものではありません。

 尿たんぱく、クレアチニン、eGFRをあわせて確認することで、腎臓の働きや異常のサインに気づきやすくなります。

〇腎臓の状態を確認するための検査項目
検査方法 項目 何がわかる? 気を付けたい検査結果
尿検査 尿蛋白(尿たんぱく) 「尿に蛋白が出ているか」がわかる

・+(プラス)以上
・毎年+
(プラス)​以上の値が続いている
・血尿が続いている

血液検査 クレアチニン
(血清クレアチニン、S-Cr)
「​老廃物が血液中に溜まっているか」​がわかる ・数値が高い
・以前より上がっている

eGFR(推算糸球体ろ過量)

「​腎臓の働きの目安」​がわかる ・60未満
・以前より下がっている

eGFRは、血清クレアチニン値を用いて、簡単に計算できます!

anatanojinnzouwoimasugutyekku<外部リンク>
(NPO法人日本腎臓病協会のページに遷移します。)​

 検査項目の中で、気を付けたい結果に該当される方は、早めにかかりつけ医や医療機関に相談しましょう。

 
 かかりつけ医がない方や県内の医療機関について知りたい方は、こちらへ→  iryoukikan

受診の目安を確認する

​ CKDは、早期発見・早期治療が大切です。

 早めに治療すれば効果が高い一方で、かなり進行するまで自覚症状がほとんどありません。
 早期治療は、将来の透析リスクを下げるだけでなく、脳心血管疾患や認知症の予防にもつながります。
​ CKDの主な原因やリスクは以下のとおりです。 

 【CKDの主な原因や高リスク因子】

 □ 糖尿病がある
 □ 高血圧がある
 □ 脂質異常症(コレステロールや中性脂肪が高い)
 □ 肥満やメタボリックシンドローム
 □ 尿酸値が高い
 □ 過去に心臓病や腎臓病になったことがある
 □ 健診等で尿蛋白が見つかったことがある
 □ 家族に腎臓病の人がいる
 □ 喫煙している
 □ 睡眠不足や過度な身体活動(過労など)が続いている

 当てはまる方は、eGFRを確認してみましょう。 
 anatanojinnzou
 気になる方は、自己判断で放置せず、医療機関にご相談ください。

  かかりつけ医がない方や県内の医療機関について知りたい方は、こちらへ→ ​iryoukikann 

医療機関を探す

 厚生労働省が管理・運営する「医療情報ネット(ナビイ)」で、医療機関(病院・一般診療所・歯科診療所・助産所)を検索することができます。

 ▶医療情報ネット(ナビイ)※厚生労働省ホームページ<外部リンク>
      nabii<外部リンク>


 また、岐阜県では、かかりつけ医から腎臓専門医及び専門的な診療・支援への連携を円滑にするため、各医療機関におけるCKD診療・支援体制一覧表を作成しております。
 各地域の腎臓専門医及び、診療・支援体制をご確認ください。

 ▶CKD診療・支援体制一覧(R8年2月末時点)

【具体的な掲載内容】

  •  日本腎臓学会腎臓専門医の在籍状況
  •  対応可能な診療・支援体制
  •  腎疾患の専門的 外来診療/入院診療
  •  腎生検の実施
  •  腎代替療法選択自己決定支援
  •  血液透析
  •  腹膜透析
  •  腎移植
  •  CKD教育 外来/入院
  •  透析中の運動療法の体制
  •  CKD療養指導士
  •  CKD患者の緩和ケア

(※県内の腎臓専門医在籍医療機関及び透析実施医療機関のうち、公表に同意いただいている医療機関のみを記載しております。)
(※定期的な更新を予定しておりますが、最新の情報が反映されていない可能性があります。)

岐阜県の取組を知る

岐阜県慢性腎臓病対策 連携ツールについて

 岐阜県では、健診で発見されたCKD患者への早期介入、継続した医療提供体制、岐阜県の実情に応じた医療提供体制の構築を図ることとしています。
 病気の状態に応じて、患者さんに治療が切れ目なく提供できるためのツールを作成しておりますのでご活用ください。
 岐阜県CKD医療連携ワーキンググループと連携して作成しています。


 ▶岐阜県CKD医療連携マニュアル・ツールの使用方法について<外部リンク>(岐阜県医師会)

【県民のみなさまと医療スタッフが一緒に使うコンテンツ】

ダウンロードはこちら
○腎臓シール(eGFR表示シール)
 お薬手帳やJADEC連携手帳(旧名称:糖尿病連携手帳)等に貼って、現在の腎機能の状態をシールの色で示すことができます。
   主治医、薬剤師、保健師、管理栄養士等が、
 あなたの腎機能の状態を一目で認識することができます。​
 
 シール4枚
緑色シール<外部リンク>
黄色シール<外部リンク>
オレンジ色シール<外部リンク>
赤色シール<外部リンク>
○eGFRグラフ
 お薬手帳やJADEC連携手帳(旧名称:糖尿病連携手帳)等に挟んで使用し、腎機能の状態の経時的な変化を、かかりつけ医とともに確認しましょう。​
 GFRグラフ

【A5サイズ】
GFRグラフ 表<外部リンク>
GFRグラフ 裏<外部リンク>

【A4サイズ】
GFRグラフ 表<外部リンク>
GFRグラフ 裏<外部リンク>

 

【医療機関のみなさま向けのコンテンツ】

ダウンロードはこちら
○新規透析導入の減少を目指したCKDマニュアル
 sinnkidounyuu

医療連携マニュアル 表<外部リンク>
医療連携マニュアル 裏<外部リンク>
医療連携マニュアル 両面<外部リンク>

○かかりつけ医のための慢性腎臓病診療フローチャート(2026年3月更新)
kakaritukei
かかりつけ医のための慢性腎臓病フローチャート<外部リンク>

○診療情報提供書
 診療情報提供書

CKD精査依頼書(かかりつけ医→腎臓専門医)<外部リンク>
CKD精査依頼書(かかりつけ医→腎臓専門医)<外部リンク>

CKD治療計画書(腎臓専門医→かかりつけ医)<外部リンク>
CKD治療計画書(腎臓専門医→かかりつけ医)<外部リンク>

○その他(啓発媒体)

腎臓シール啓発ポスター(A3サイズ)
・​腎臓の働きに関する啓発チラシ(A4サイズ)

eGFR管理システム 

 eGFR管理システムでは、血液検査から得られる eGFR(推算糸球体ろ過量)値 を入力することで、経時的に記録・可視化することができます。

 ▶eGFR管理システム<外部リンク>

岐阜県慢性腎臓病対策推進協議会について

 岐阜県では令和元年度に「岐阜県慢性腎臓病対策推進協議会」を設置し、毎年度協議会を開催しています。

 ▶岐阜県慢性腎臓病対策推進協議会

岐阜県CKD普及啓発月間

 「世界腎臓デー」(毎年3月の第2木曜)に合わせた2月から3月を県及び市町村、関係団体等が一体となって、啓発事業及び行事等に取り組む「岐阜県CKD普及啓発月間」と定め、CKDに関する正しい知識の向上とCKDに関する社会的関心の喚起を図ることで、さらなるCKD対策の推進に取り組みます。

 ▶令和7年度 岐阜県CKD普及啓発月間について

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