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ぎふ食べきり運動
ぎふ食べきり運動について
「ぎふ食べきり運動」の推進
食品の製造や調理過程で生じる残さ、食品の流通過程や消費段階で生じる売れ残りや食べ残し、各家庭から排出される調理くずや食べ残しなどの「食品廃棄物」のうち、まだ食べられるのに廃棄されてしまう食品のことを「食品ロス」といい、国内で年間約523万トンと推計されています。(農林水産省及び環境省「令和3年度推計」)
これは、国民1人1日当たりにするとおおよそ茶碗1杯のご飯の量に、1年当たり約42kg(おおよそ年間1人当たりの米の消費量約51kg)に相当します。
岐阜県では、この食品ロスを削減するため平成30年度から「ぎふ食べきり運動」を推進し、宴会時の30・10(さんまる・いちまる)運動の取り組みなどを進めています。
30・10運動とは?
30・10運動は、宴会時の食べ残しを減らすためのキャンペーンで、
- 乾杯後30分間は席を立たずに料理を楽しみましょう
- お開き10分前になったら、自分の席に戻って再度料理を楽しみましょう
…と、主に幹事から呼びかけて、一人ひとりが「もったいない」を心がけ、楽しく美味しく宴会を楽しみ、食品ロスを削減する取り組みです。
ぎふ食べきり運動推進冊子(令和3年2月)
本冊子では、ぎふ食べきり運動の概要、食べきり運動で実践してほしい行動の紹介、食べきりレシピ集、「ぎふ食べきり運動」協力店・協力企業の取組事例などを掲載しています。
「ぎふ食べきり運動」の最新情報
「ぎふ食べきり運動」岐阜県公式インスタグラム
県では、「ぎふ食べきり運動」に協力いただける県内の飲食店、宿泊施設及び食品小売業者等を「ぎふ食べきり運動」協力店・協力企業として登録しています。
県民の皆さんに知っていただき、一緒に取組みを進めていただけるよう、公式インスタグラム<外部リンク>(@gifu_tabekiri)を開設し、情報発信をしています。
ぜひフォロー(登録)をお願いします!
<二次元コード>
「ぎふ食べきり運動」親子クッキング動画(YouTube)
家庭で楽しくおいしく食品ロスを削減するため、「ぎふ食べきり運動」協力店・協力企業にご協力いただき、小学生以下のお子さんも楽しめる親子クッキングをご紹介しています。ぜひお試しください!
●第1回
プロ直伝!!親子クッキング動画!からふわふわスフレパンケーキ編から<外部リンク>
協力:パティスリーnico(岐阜市・ぎふ食べきり運動協力店)オーナー遠藤さん
●第2回
プロ直伝!!親子クッキング動画!スペインオムレツ編<外部リンク>
協力:カレー工場ベビーダ(岐阜市・ぎふ食べきり運動協力店)オーナー今井さん
●第3回
プロ直伝!!親子クッキング動画!時短!ホワイトシチューと皮までおいしいきんぴら編<外部リンク>
協力:雅じゃぽ住田町店(岐阜市・ぎふ食べきり運動協力店)オーナー田邉さん
●第4回
プロ直伝!!親子クッキング動画!ミネストローネ&リゾット編<外部リンク>
協力:La Manca(各務原市・ぎふ食べきり運動協力店)オーナー北川さん
「ぎふ食べきり運動」協力店・企業の募集
県では、食品ロスを削減するための「ぎふ食べきり運動」に協力いただく飲食店等の協力店・協力企業を募集しています。
1.対象となる事業者
県内に営業所を有する事業所等
2.登録要件
次に掲げる取組項目のうち、一つ以上実践することが必要です。
1.飲食店及び宿泊施設
(1)料理の量の調整や小盛りメニューの導入
(2)食べ残しを減らすための呼びかけ
(3)ポスター等の掲示による、食べ残し削減に向けた啓発活動の実施
(4)苦手な、または食べられない食材への対応
(5)食中毒のリスクや取扱方法等衛生上の注意事項※を十分に説明した上での、持ち帰り希望者への対応
(6)その他、食べ残しを減らすための工夫
2.食品小売店
(1)消費期限又は賞味期限が迫った商品の値引き、加工販売
(2)消費期限又は賞味期限が近い順に購入することを促す呼びかけ
(3)量り売り、ばら売り、少量パック等による販売
(4)ポスター等の掲示による、食品ロス削減に向けた啓発活動の実施
(5)その他、食品ロスを削減するための工夫
(フードバンク等への提供、リメイクレシピ等食材活用の情報提供、
野菜や果物などの規格外品の販売、季節商品の予約販売等)
3.その他企業等 食品ロス削減につながる取り組み
【※持ち帰り注意7箇条】
-
持ち帰りは、刺身などの生ものや半生など加熱が不十分なものは避け、帰宅後に加熱が可能なものにし、食べきれる量を考えて、行いましょう。
-
自ら料理を詰める場合は、手を清潔に洗ってから、清潔な容器に、清潔な箸などを使って入れましょう。また、水分はできるだけ切り、早く冷えるように浅い容器に小分けしましょう。
-
料理は暖かい所に置かないようにしましょう。
-
時間が経過することにより、食中毒のリスクが高まるので、寄り道をしないようにしましょう。また、帰宅までに時間がかかる場合は、持ち帰りはやめましょう。
-
持ち帰った料理は帰宅後できるだけ速やかに食べるようにしましょう。
-
中心部まで十分に再加熱してから食べましょう。
-
少しでも怪しいと思ったら、口に入れるのはやめましょう。
3.申請方法
申請書に必要事項を記入し、郵送、FAX又はメールにより「4.申請先」へ提出してください。
登録申請書(様式第1号)
4.申請先
岐阜県環境生活部廃棄物対策課資源循環推進係
住所:(〒500-8570)岐阜市薮田南2丁目1番1号
F A X:058-278-2607
メール:c11225@pref.gifu.lg.jp
5.その他
協力店・協力企業には、登録証、登録店を示すステッカーのほか、ポスター等の啓発物品をお渡しします。
また、県公式ホームページ等で、協力店・協力企業に登録されていることを紹介します。
「ぎふ食べきり運動」協力店・企業登録制度実施要領 [PDFファイル/151KB]
登録内容変更届(様式第2号)
登録中止届(様式第3号)
6.協力店・企業登録事業所一覧
「ぎふ食べきり運動」協力店・協力企業一覧 [Excelファイル/227KB]
食品ロス削減に向けた販売機を設置します!
さらなる「食べきり」の実践の促進を目的として、株式会社バローホールディングスと連携し、食品ロス削減月間の10月に併せて、賞味期限の近い食品や規格外の食品を定価より安く販売する販売機を設置します。
1.販売機について
県内で発生する賞味期限の近い食品(おおむね賞味期限の1ヶ月から3 日前)や規格外の食品を定価より安価で販売する販売機です。
(1) 販売食品
レトルト食品、カップ麺、お菓子等
※冷蔵食品、飲料、惣菜、弁当の取扱いはありません。
(2) 購入方法
現金硬貨のみ対応(釣銭なし)
(3) その他
売上げの一部は「岐阜県子どもの居場所応援センター」に寄付されます。
2.稼働開始
令和5年10月2日(月曜日) 13時から
3.設置場所
県庁2階 食堂前自販機スペース
これまでの取り組みについて
『おうちの小さなコックさんへ』プレゼントキャンペーン(令和2年度)※終了しました
(1)対象期間
令和2年9月25日(金曜日)から令和3年1月20日(水曜日)の間
(2)対象者
岐阜県在住の方で「ぎふ食べきり運動」【岐阜県公式】インスタグラムをフォローした後、指定の投稿に「いいね!」をつけてを頂いた方
※詳しくは「『おうちの小さなコックさんへ』プレゼントキャンペーン実施要領[PDFファイル/139KB]をご確認ください
(3)当選者
2名
(4)景品
「台所育児」子供用キッチンツールセット『スターター3点セット』/株式会社サンクラフト(SUNCRAFT)(関市)
(5)当選通知
当選者に対してのみ、令和3年1月末までにインスタグラムダイレクトメッセージで通知します。
「ぎふ食べきりレシピコンテスト」の開催(令和元年度)
まだ食べられるのに捨てられている国内の食品ロスのうち、約半数が家庭から発生していることから、家庭での食品ロス削減の取組みを進めていくため、「ぎふ食べきりレシピコンテスト」を開催し、アイデア豊かな多くのレシピを応募をいただきました。
このたび、審査会を行い、応募いただいたレシピの中から、入賞レシピを3点決定し、賞品を進呈しました。
1.入賞レシピ
※各レシピの詳細は以下のとおり
「ぎふ食べきりレシピコンテスト」入賞レシピ[PDFファイル/793KB]
2.「ぎふ食べきりレシピコンテスト」概要
- 募集内容
- 通常捨ててしまう食材を使ったレシピ
- 作り過ぎてしまって捨ててしまいがちな料理や残りがちな料理のリメイクレシピ
- 応募期間
令和元年11月1日(金曜日)から令和2年1月10日(金曜日) - 入賞賞品
- 金賞シャープヘルシオホットクック無水鍋(1名様)
- 銀賞sirocaおりょうりケトルちょいなべ(1名様)
- 銅賞レコルトラクレット&フォンデュメーカーメルト(1名様)
- 審査会
- 審査方法
入賞レシピの決定にあたっては、審査会において、書類審査で選考したレシピを実際に調理して審査を行いました。 - 審査員
下條克隆氏(JA岐阜中央会課長)
大場君枝氏(岐阜女子大学助教)
田中露美氏(岐阜県生活学校連絡協議会副会長)
池村晃子氏(フードコーディネーター)
岐阜県環境生活部長服部敬
- 審査方法
- 開催日
令和2年2月19日(水曜日) - 審査基準
- 誰でも簡単に作れるレシピであること
- レシピ通りに再現できるものであること
ぎふ食べきり運動推進講演会(平成30年度)
平成30年11月8日に、高山市の飛騨・世界生活文化センターにおいて、「ぎふ食べきり運動推進講演会」を開催しました。
ぎふ食べきり運動推進講演会
日時:平成30年11月8日(木曜日)
会場:飛騨・世界生活文化センターミニシアター
出席者:70名
内容
基調講演:なぜ「食べ物」を捨ててはいけないのかーごみ減量と食品ロスー(愛知工業大学経営学部小林富雄教授)
事例発表:めでたは、なぜ残り続けているのか(高山市教育委員会田中彰高山市史編纂専門員)
事例発表:食べきり運動の取組事例について(3事業所の取り組みを紹介)
ぎふ食べきり運動協力店・協力企業登録式(11事業所に登録証を交付)