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丹生川ダム

丹生川(にゅうかわ)ダムは、岐阜県高山市丹生川町折敷地地内に建設を行った多目的ダムで、平成24年から管理を開始しています。都道府県施工のダムとして、初めてグッドデザイン賞を受賞しています。
  
  
ダムの役割
水害から守る
 ダム地点の計画高水流量200m3/sのうち、130m3/sの洪水調節を行うことで、荒城川沿川の流域を水害から守ります。
既得取水の安定化と河川環境の保全等
 河川の流量が不足しているときに、ダムからの貯留水を補給することによって、荒城川の既得取水の安定化や河川環境の維持・保全を図ります。
水道用水に利用する
 丹生川町南西地区(町方、大谷、北方、新張、大萱等)を対象に、水道用水として新たに350m3/日の取水を可能にします。
発電に利用する
 中部電力株式会社が平成28年6月から放流水(最大1.0m3/s)を利用して、最大350kWの発電を行っています。岐阜県が管理するダムを利用した水力発電所は、阿多岐水力発電所(郡上市)に続き、二例目となります。
丹生川ダムのパンフレットはこちら [PDFファイル/1.44MB]
事業経緯
| 昭和49年度 | (県単)予備調査 | 
|---|---|
| 昭和50年度 | (補助)実施計画調査着手 | 
| 平成元年度 | 建設事業採択 | 
| 平成2年度 | 工事用道路着手 | 
| 平成4年度 | 補助基準妥結調印 | 
| 平成5年度 | 集団移転完了 | 
| 平成6年度〜 | 付替道路(県道、村道)工事 | 
| 平成12年度 | 宮川圏域河川整備計画認可 | 
| 平成15年度 | 本体工事開始 | 
| 平成24年度 | 管理開始 | 
| 平成28年度 | 発電開始 | 
ダムの諸元
| 総貯水量 | 6,200千m3 | 
|---|---|
| 有効貯水容量 | 5,300千m3 | 
| 集水面積 | 23.0km2 | 
| 湛水面積 | 0.32km2 | 
グッドデザイン賞受賞
 丹生川ダムは、2013年度グッドデザイン賞を受賞しています。都道府県施工のダムとして、初の受賞となります。
 ダムを訪れ、ダム湖面、ダム堤体、ダムサイト広場と周辺の自然環境による景観をお楽しみ下さい。
 グッドデザイン賞受賞に関する詳細はこちら
ダム放流による増水についての立札設置位置
丹生川ダムでは、ダムの放流による増水について注意を喚起するため、荒城川沿いに立札を以下のとおり設置しております。

PDF形式は、こちらから「ダム放流による増水についての立札設置位置 [PDFファイル/417KB]」



