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展示(12)北方京水遺跡(大垣市北方町)

概要

北方京水遺跡は、標高9mほどの沖積平野に立地します。古代や中世においては、周辺には河川が流れており、人々は旧中州を居住域として利用していました。今回はこの旧中州にあたる部分を調査し、古代から中世の掘立柱建物や井戸などを確認することができました。特に室町時代には溝で区画された屋敷が展開していたことが明らかになりました。

 

北方京水遺跡から出土した遺物の全体写真です

北方京水遺跡出土の遺物

北方京水遺跡パネル [PDFファイル/1.33MB]

 

遺物の紹介「漆器」

北方京水遺跡からは椀(わん)や皿、合子(ごうす)などが室町時代の屋敷とその周辺から出土しています。多くは「渋下地(しぶしたじ)漆器」と呼ばれる安価な製品でしたが、中には内面赤色の椀、赤色漆を塗り分けて模様を施す椀、鏡箱として用いられたと想定される合子なども出土しており、使用者の階層を考える上で興味深い発見となりました。

 

北方京水遺跡から出土した漆器の写真です

 

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