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展示(8)梅替古墳(坂祝町深萱)

概要

梅替古墳は、坂祝町中央部に位置する郷部山西斜面の尾根上に立地しています。直径約20mの円墳で、6世紀前葉に造られたと考えられます。梅替古墳は木曽川の水運と陸路で加茂野台地をつなぐ要所に位置することから、古墳の被葬者は古墳西側の深萱地区、さらには加茂野台地南部を広く支配した人物の可能性があります。

 

梅替古墳から出土した遺物の全体写真です

梅替古墳出土の遺物

梅替古墳パネル [PDFファイル/379KB]

 

遺物の紹介「紡錘車」

紡錘車(ぼうすいしゃ)とは、長くつないだ繊維によりをかけて糸とするための錘(おもり)です。梅替古墳の石室から出土した2点の紡錘車は、いずれも緑色凝灰岩製(りょくしょくぎょうかいがんせい)で、断面はやや丸みをもった台形の形状です。ひとつには複合鋸歯文(ふくごうきょしもん)と呼ばれる格子状(こうしじょう)の文様が見られます。

 

梅替古墳から出土した紡錘車の図です

 

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