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学校保健統計調査結果2009

記事ID:0001324 2015年8月27日更新 統計課 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

学校保健統計調査結果(平成21年度、確報値)

学校保健統計調査の概要[PDFファイル/11KB]
学校保健統計調査結果[PDFファイル/256KB]

統計表のダウンロード(エクセルファイル)
表1〜3年齢別身長・体重・座高の推移(岐阜県)[Excelファイル/87KB]
表4年齢別疾病・異常被患率(岐阜県)[Excelファイル/185KB]

1発育状態

(1)身長・体重・座高の県平均値

 平成21年度の児童等の身長・体重・座高の年齢別県平均値は、表-1のとおりである。
男女を比較すると、身長では10・11歳で、体重では11歳で女子が男子を上回っている。この年齢を過ぎると、身長では12歳から、体重では13歳から男子が女子を大きく上回り、17歳でその差は最も大きくなっている。(身長差12.3cm、体重差9.8kg)
(表-1、図-1)
表-1身長・体重・座高の年齢別県平均値
表-1身長・体重・座高の年齢別県平均値の画像

図-1身長・体重の年齢別県平均値
図-1身長・体重の年齢別県平均値の画像1図-1身長・体重の年齢別県平均値の画像2

(2)30年前(昭和54年度)との比較

 平成21年度の児童等の発育状態の県平均値を30年前(昭和54年度)の親世代と比較すると、差が最も大きいのは、身長では男子が12歳(3.6cm)、女子は10歳(2.2cm)、体重では男子が16歳(3.6kg)、女子は9・12歳(1.8kg)であった。
また、身長に占める足の長さ(身長から座高を引いたもの)の割合を親世代と比較すると、14〜17歳で男子女子ともに親世代より割合が小さくなっている。
(表-2、図-2、表-3)

表-2身長・体重・座高の県平均値(30年前の親世代との比較)
表-2身長・体重・座高の県平均値(30年前の親世代との比較)の画像
注意)網掛け部分は、差が最大の数値を示す。

図-2身長・体重(県平均値)の30年前の親世代との差

表-3身長に占める足の長さの割合(親世代及び祖父母世代との比較)
表-3身長に占める足の長さの割合(親世代及び祖父母世代との比較)の画像
注意)身長に占める足の長さの割合=(身長-座高)/身長×100

(3)全国比較

 身長は男子が5歳で、女子が17歳で全国平均を上回ったが、その他の年齢では全国平均と同じか下回った。
体重は男子が5・16歳を除いて、女子がすべての年齢で全国平均と同じか下回った。
(図-3、表-4)
図-3身長・体重(県平均値)の全国平均との差

表-4身長・体重・座高の全国平均との比較
表-4身長・体重・座高の全国平均との比較の画像
(注)網掛け部分は、差が最大の数値を示す。

表-5 17歳男女の身長・体重・座高の全国順位
表-5 17歳男女の身長・体重・座高の全国順位の画像

(4)肥満傾向児及び痩身傾向児の出現率

 肥満傾向児の出現率は、男子が16歳(15.90%)、女子が15歳(8.87%)で最も高くなっている。全国平均と比較すると、男子は5・14・16歳を除き、女子は15歳を除き全国平均を下回った。
痩身傾向児の出現率は、男子が11・12歳(3.18%)、女子が13歳(6.37%)で最も高くなっている。全国平均と比較すると、男子は5・9〜11・13〜16歳を除き、女子は5・6・9歳を除き全国平均と同じか上回った。
(図-4)

図-4(a)肥満傾向児の出現率
 注意)肥満傾向児:性別・年齢別・身長別標準体重から肥満度を求め、この肥満度が20%以上の者
肥満度=(実測体重-身長別標準体重)/身長別標準体重×100(%)

図-4(b)痩身傾向児の出現率
 注意)痩身傾向児:性別・年齢別・身長別標準体重から肥満度を求め、この肥満度が-20%以下の者
肥満度=(実測体重-身長別標準体重)/身長別標準体重×100(%)

2健康状態

(1)疾病・異常の被患率等

 平成21年度の児童等の疾病・異常の被患率は、幼稚園・小学校で「むし歯(う歯)」が最も高く、中学校・高等学校では「裸眼視力(1.0未満)」が最も高くなっている。
「むし歯」の割合を年齢別にみると、9歳が69.1%と最も高くなっている。また、むし歯の処置完了者の割合は、9歳以上の年齢で未処置歯のある者の割合を上回っている。
(表-6、図-5)

表-6主な疾病・異常被患率
表-6主な疾病・異常被患率の画像
注意)鼻・副鼻腔疾患の高等学校については、サンプル数が少ないため公表しない。

図-5年齢別むし歯(う歯)の者の割合等
図-5年齢別むし歯(う歯)の者の割合等の画像

(2)全国比較

 疾病・異常の被患率を全国と比較すると、「裸眼視力」の1.0未満の者の割合については、幼稚園が1.9ポイント、高等学校が11.8ポイント全国平均を上回り、全国と同様年齢が上がるにつれ割合が高くなる傾向になっている。
また、「むし歯(う歯)」の被患率については、高等学校を除いて、幼稚園が2.0ポイント、小学校が1.2ポイント、中学校が7.3ポイント全国平均を下回り、「ぜん息」の被患率は、幼稚園が1.1ポイント、小学校が1.9ポイント、中学校が1.4ポイント、高等学校が1月1日ポイント全国平均を下回った。
一方、「アトピー性皮膚炎」の被患率では、幼稚園が0.2ポイント、小学校が0.1ポイント、中学校及び高等学校が0.2ポイント、全国平均を上回った。
(表-7)

表-7主な疾病・異常の被患率(全国平均との比較)
表-7主な疾病・異常の被患率(全国平均との比較)の画像

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