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学校給食地産地消推進事業

地元産の農産物をはじめとする県産農産物を積極的に活用した学校給食を通して、少年期からの食農教育を推進し、児童・生徒が「食」を選択する力を習得するとともに、県農業への理解を深めることで県産農産物の継続的な消費の拡大を図ります。

事業内容

 県内産農畜水産物を使い、地産地消の推進、食の大切さや農業への理解を促進する学校給食の実施をする場合、以下の助成を行います。

  1. 県内産の米、小麦粉、大豆、きのこ類、野菜・果実等、畜産物及び水産物の利用に際し、安価な県外産との価格差の一部を助成。
  2. 米粉パン等を利用した場合、県内産パン用米粉と小麦粉の価格差の一部を助成。

◆助成対象品目について

野菜・果実等は、これまでぎふクリーン農産物、飛騨美濃伝統野菜及び市町村内産野菜・果実が助成対象でしたが、岐阜県内産全体に対象を拡大しました(平成25年度から)。
米粉は、パン用に限定していましたが限定を解除しました。水産物を助成対象としました(平成29年度から)。
ミンチ肉は、混合割合が分かるものについては助成対象としました(平成30年度から)。

◆交付単価について

区分 交付単価(円/kg)
令和6年度から
玄米 6円/kg
小麦粉 28円/kg
米粉 172円/kg
大豆 40円/kg
きのこ類 123円/kg
野菜・果実等 21円/kg
牛肉(混合割合が不明なミンチ肉は除く) 300円/kg
豚肉(混合割合が不明なミンチ肉は除く) 25円/kg
水産物 120円/kg

これまでの成果

◆学校給食における県産農畜水産物の使用状況

品目名 H29 H30 R1 R2 R3 R4 R5 R5年度
/R4年度比
玄米 1,713t 1,758t 1,832t 1,607t 1,433t 1,590t 1,758t 111%
小麦粉 337t 349t 364t 320t 350t 306t 356t 116%
米粉 15t 17t 18t 17t 27t 18t 19t 107%
大豆 27t 29t 31t 25t 20t 25t 28t 113%
きのこ類 13t 13t 12t 11t 13t 11t 12t 104%
野菜・果実等 645t 639t 822t 659t 738t 588t 608t 103%
牛肉 5t 6t 1t 5t 7t 8t 3t 33%
豚肉 153t 156t 154t 148t 118t 117t 164t 140%
水産物 22t 22t 22t 13t 18t 18t 14t 79%

注1)農産物流通課調べ、補助対象使用量
注2)年度によって助成対象期間が異なる。
 平成27年まで:4月から翌年3月の給食最終日
 平成28年から平成29年:4月から翌年1月の給食最終日
 平成30年から:4月から翌年2月の給食最終日

◆学校給食における地場産物の活用状況調査結果(品目ベース)

  H29 H30 R1 R2 R3 R4 R5
岐阜県(%) 31.8% 33.8% 33.8% 27.2% 28.8% 29.1% 28.7%
全国平均(%) 26.4% 26.0% 26.0% - - - -

注1)県教育委員会体育健康課の調査結果より

注2)令和2年度以降は全国平均調査実施無し

◆学校給食における野菜と果実の使用状況調査結果(重量ベース)

  H14 H29 H30 R1 R2 R3 R4 R5
総使用量(t) 4,836t   3,679t 3,944t 3,773t 3,422t 3,703t 3,748t 3,535t
県内産使用量(t) 675t   842t 867t 875t 739t 819t 771t 900t
県内産使用割合(%) 14.0%   22.9% 22.0% 23.2% 21.6% 22.1% 20.6% 25.5%

◆市町村別の学校給食における野菜・果実の使用実績

学校給食における野菜・果実の使用実績(R3~R5) [PDFファイル/89KB]

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