商業統計調査速報（要旨）2004

平成16年商業統計調査結果速報（要旨）

1概況

　〜事業所数、従業者数、年間商品販売額ともに減少〜
県内の商業の状況は、事業所数は2万9234事業所で、前回調査（平成14年）に比べ、5.4％の減少、
従業者数は18万2554人で、4.5％の減少、年間商品販売額は4兆9353億円で、5.7％の減少となった。
年次別の推移をみると、平成11年の簡易調査以降、事業所数、従業者数、年間商品販売額のすべてにおいて減少傾向にある。

2事業所数

　事業所数は2万9234事業所で、前回調査と比べ1675事業所（前回比△5.4％）減少した。
卸売業は6887事業所、小売業は2万2347事業所で、前回調査に比べ卸売業は156事業所（同△2.2％）、小売業は1519事業所（同△6.4％）減少した。

3従業者数

　従業者数は、18万2554人で、前回調査と比べ8650人（前回比△4.5％）減少した。
卸売業は5万4079人、小売業12万8475人で、前回調査に比べ卸売業は3007人（同△5.3％）、小売業は5643人（同△4.2％）減少した。

4年間商品販売額

　年間商品販売額は、4兆9353億円で、前回調査と比べ2987億円（前回比△5.7％）減少した。
卸売業は2兆8426億円、小売業は2兆928億円で、前回調査に比べ卸売業は2046億円（同△6.7％）、小売業は941億円（同△4.3％）減少した。

5従業者1人当たり年間商品販売額

　従業者1人当たり年間商品販売額は、2703万円で、前回調査と比べ1.2％減少した。
卸売業の従業者1人当たり年間商品販売額は5256万円、小売業は1629万円で、前回調査に比べ卸売業は1.5％、小売業は0.1％減少した。

6業態別小売業の動向

　業態別にみると、「コンビニエンスストア」の事業所数は655事業所、従業者数は8337人、年間商品販売額は977億円で、前回調査と比べ事業所数は26事業所（△3.8％）減少したものの、従業者数は340人（前回比4.3％）、年間商品販売額は12億円（同1.3％）増加した。
また、「ドラッグストア」の事業所数は273事業所（同8.8％、22事業所増）、従業者数は2674人（同1.8％、72人増）、年間商品販売額は516億円（同8.0％、38億円増）で、前回調査と比べいずれも増加した。