岐阜県鉱工業指数月報200507

岐阜県鉱工業指数(平成17年7月分)

鉱工業指数（季節調整済）（表）のダウンロード[Excelファイル/104KB]

生産指数出荷指数ともに低下

概況

1.岐阜県鉱工業指数(7月分)

　平成17年7月の県内鉱工業の動向(季節調整済、平成12年=100)をみると、プラスチック製品工業等が上昇したものの、輸送機械工業、一般機械工業等が低下したため、前月に比べ生産指数は3.0%減と低下に転じた。また、出荷指数も4.6%減と低下に転じ、在庫指数は0.2%増と上昇に転じた。

　これを主要業種別に前月と比べると、金属製品工業の生産は、超硬チップ、ガス温風暖房機等が増加したものの、ボルト・ナット、スチール又はステンレスシャッター等が減少したため、6.5%減と低下に転じた。また、出荷も8.4%減と低下に転じ、在庫は2.0%増と前月に引き続き上昇した。
機械工業の生産は、金型、印刷機械等が増加したものの、旋盤、給排水栓類等が減少したため、5.4%減と低下に転じた。また、出荷も2.1%減と低下に転じ、在庫は2.7%減と前月に引き続き低下した。
窯業・土石製品工業の生産は、ファインセラミックス、陶磁器製電気用品等が増加したものの、生コンクリート、耐火煉瓦等が減少したため、1.1%減と5ヶ月ぶりに低下した。また、出荷は5.8%減と低下に転じ、在庫は1.1%増と上昇に転じた。
繊維工業の生産は、毛糸、綿織物染色整理等が増加したものの、織物製外衣、ニット生地染色整理等が減少したため、3.2%減と3ヶ月連続で低下した。また、出荷は6.4%減と低下に転じ、在庫は1.6%減と3ヶ月連続で低下した。

2.全国、中部との生産指数の比較(7月分)