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平成12年国勢調査人口移動集計結果

記事ID:0010240 2015年9月17日更新 統計課 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

平成12年国勢調査人口移動集計結果−人口の転出入状況等−結果の概要

 人口移動集計とは、常住地の変更に伴う人口の地域間移動の状況を把握するため、国勢調査の結果の中から5歳以上の人口を5年前の常住地別に集計し、統計として取りまとめたものです。

1男女別、年齢別人口移動

  • 平成12年国勢調査期日の5年前にまだ生まれていなかった人を除く5歳以上人口(200万4613人)のうち、5年前に現住所以外の場所に住んでいた人(移動人口)は39万7388人で、5歳以上人口に占める割合(移動率)は19.8%となっており、約2割の人がこの5年間に住所を移動しています。
  • 移動人口を5年前の常住地別にみると、同じ市町村内で移動した人は16万2449人(5歳以上人口の8.1%)、県内の他の市町村から移動した人は11万8859人(同5.9%)、他県から移動した人は10万1775人(同5.1%)、国外から移動した人は1万4305人(同0.7%)となっており、同じ市町村内での移動率が最も高くなっています。
表1男女、5年前の常住地別5歳以上人口(平成12年)

5年前の常住地
人口(人) 割合(%)
総数 総数
5歳以上人口1) 2,004,613人 969,270人 1,035,343人 100.0% 100.0% 100.0%
現住所 1,607,221人 773,407人 833,814人 80.2% 79.8% 80.5%
現住所以外(移動者) 397,388人 195,861人 201,527人 19.8% 20.2% 19.5%
自県内 281,308人 133,271人 148,037人 14.0% 13.7% 14.3%
自市町村内 162,449人 77,775人 84,674人 8.1% 8.0% 8.2%
県内他市町村 118,859人 55,496人 63,363人 5.9% 5.7% 6.1%
他県 101,775人 56,432人 45,343人 5.1% 5.8% 4.4%
国外 14,305人 6,158人 8,147人 0.7% 0.6% 0.8%

1)5年前の住所地「不詳」を含む。

  • 他県から本県に移動した人の内訳をみると、愛知県からが4万3890人と最も多く、他県全体の約4割を占めています。次に多いのは東京都の5808人、以下、大阪府(4658人)、静岡県(4651人)、三重県(4151人)などとなっています。
  • 移動率を年齢5歳階級別にみると、25〜29歳が48.1%と最も高く、次いで30〜34歳が46.3%、20〜24歳が33.1%などとなっており、20歳代、30歳代での移動率が高くなっています。
    また、15歳以上人口の移動率を男女別にみると、25〜34歳、65歳以上の各年齢階級の移動率は女性の方が高く、このほかの年齢階級では男性の方が高くなっています。

図1年齢(5歳階級)、男女別移動率(平成12年)
年齢、男女別移動率

  • 年齢階級別の移動率を5年前の常住地別にみると、20〜24歳は他県からの移動率(15.6%)が高く、25〜29歳は県内の他の市町村からの移動率(17.3%)が高くなっています。35歳以上では自市町村内での移動率が、他県や県内他市町村からの移動率より高くなっています。
  • 5歳以上人口に占める転入者(5年前の常住地が他県の人)の割合は5.1%で、5歳以上人口に対する転出者(5年前の常住地が本県で現在は他県に住んでいる人)の割合は5.7%となっており、0.6%の転出超過となっています。

2市町村の人口移動

  • 市町村別に5年前の常住地が現住所以外の人の割合をみると、藤橋村の37.2%が最も高く、以下、北方町(30.2%)、穂積町(29.7%)、柳津町(28.7%)、白川村(28.5%)、岐南町(27.0%)、美濃加茂市(26.4%)、坂祝町(25.0%)などとなっています。
    これを5年前の常住地別にみると、自市町村で移動した人の割合は、岐阜市の13.0%が最も高く、以下、高山市(11.5%)、北方町(11.1%)、大垣市(10.7%)などとなっています。
    県内他市町村から移動した人の割合は、北方町及び真正町の14.4%が最も高く、以下、岐南町(13.9%)、柳津町(13.7%)、穂積町(12.9%)、巣南町(12.2%)と続いており、岐阜市近郊の町が高くなっています。
    他県から移動した人の割合では、藤橋村の27.4%が最も高く、以下、白川村(19.0%)、河合村(11.1%)、坂祝町(10.6%)、柳津町(10.1%)などとなっています。また、国外からについては、主に外国人の移動と考えられますが、美濃加茂市(3.7%)、坂祝町(2.9%)、可児市(1.6%)、大垣市(1.4%)、東白川村(1.4%)などが高くなっています。
  • 各市町村の5歳以上人口に占める転入者(5年前の常住地が県内他市町村と他県及び国外の人)の割合をみると、藤橋村が36.6%と最も高く、以下、白川村(27.6%)、柳津町(24.4%)、穂積町(22.3%)、坂祝町(21.1%)、岐南町(21.0%)などとなっています。逆に、美山町(4.7%)、七宗町(5.7%)、上之保村(5.9%)などで低くなっています。
    各市町村の5歳以上人口に占める転出者(5年前の常住地が当該市町村で現在は県内他市町村又は他県に常住している人)の割合をみると、北方町が20.1%で最も高く、以下、兼山町(17.3%)、穂積町(16.6%)、岐南町(16.3%)、藤橋村(15.0%)、坂祝町(14.8%)、柳津町(14.4%)などとなっています。逆に、付知町(7.9%)、輪之内町(8.0%)、笠原町(8.1%)などで低くなっています。
  • 転入者と転出者の差(転出入超過数)の各市町村の5歳以上人口に対する比率をみると、転入超過では、藤橋村の21.6%が最も高く、以下、白川村(16.0%)、柳津町(10.1%)、美濃加茂市(6.6%)、真正町(6.4%)、坂祝町(6.3%)と続いており、42市町村で転入超過となっています。
    一方、兼山町(8.8%)、七宗町(7.2%)、美山町(6.1%)、春日村(5.7%)、神岡町(5.5%)、上之保村(5.1%)など、57市町村で転出超過となっています。

統計表(エクセル形式)のダウンロードはこちらから。
第1表現住都道府県による5年前の常住地、年齢(5歳階級)、男女別5歳以上人口(転入)(県)(kokutyo2_01.xls211KB)
第2表5年前の常住都道府県による現住地、年齢(5歳階級)、男女別5歳以上人口(転出)(県)(kokutyo2_02.xls203KB)
第3表年齢(5歳階級)、男女別5歳以上人口の5年前の常住地別人口及び割合(県)(kokutyo2_03.xls64KB)
第4表現住市町村による5年前の常住地別5歳以上人口(転入・転出)(市町村)(kokutyo2_04.xls219KB)
第5表5年前の常住市区町村、現住市町村別5歳以上人口(市町村)(kokutyo2_05.xls636KB)

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