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中切上野1号古墳

所在地

高山市中切町(たかやましなかぎりまち)
地図<外部リンク>

時代

古墳時代

発掘区の全景の様子
発掘区全景(南東から撮影)

発掘状況(令和元年度調査)

中切上野古墳群は、川上川左岸丘陵部の緩傾斜地際に立地し、6基の古墳の存在が知られています。このうち1号古墳の南側墳丘と周溝の発掘調査を実施しました。発掘調査では1号古墳の他に、方形周溝墓1基などを確認しました。

中切上野1号古墳と方形周溝墓

1号古墳は7世紀代の古墳と考えられていましたが、周溝内から出土した土器により古墳時代初頭の墳墓であることが分かりました。
方形周溝墓は新たに発見した遺構で、1号古墳と同時期であることが分かりました。
中切上野古墳群の西には、飛騨地域最多の51基の墳墓を確認した上切寺尾古墳群がありますが、今回発掘調査で確認した1号古墳及び方形周溝墓は上切寺尾古墳群と同時期か、若干新しい時期の遺構であることが明らかになりました。

1号古墳の様子

1号古墳(南西から撮影)

1号古墳の出土遺物

1号古墳から出土した遺物

方形周溝墓の様子

方形周溝墓(東から撮影)

方形周溝墓からの出土遺物

方形周溝墓から出土した遺物

 

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