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三枝城跡(みえだじょうあと)

所在地

高山市上切町(たかやましかみぎりちょう)

地図(外部サイト)

時代

古代〜中世

三枝城跡遠景写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

調査区遠景:東から(平成18年度撮影)

 

堀切や土塁を備えた東曲輪(くるわ)群

飛騨を平定した戦国武将三木氏と縁がある三枝城跡について、平成18年度と20年度に合わせて9500m2の発掘調査を行いました。主郭東側の防御施設の全容が明らかになったほか、灯明皿(とうみょうざら)や飛礫(つぶて)など城を特徴づける遺物が見つかりました。北東山麓平場群では、平安時代の竪穴住居跡や須恵器の仏具などが見つかり、飛騨の古代を知る上で興味深い成果を得ました。

 

飛礫としてたくわえられた川原石群(北東曲輪群)

飛礫出土状況

曲輪群に計6ヶ所、投げつけるために集められた川原石群が見つかりました。写真はその中で最大のもので、東側から進入する敵に備えていたと思われます。

出土した遺物

三枝城跡出土遺物

山林を広範囲にわたり対象とした三枝城跡の調査においては、山城の時代よりも古い時代の須恵器・土師器・灰釉陶器などを多数確認することができました。特に、北東山麓の3段の平場では、漆を塗った鉄鉢形の鉢、小型の三足火舎(かしゃ)や金属器を模倣した托(たく)など仏具とみるべき特殊品が見つかりました。礎石建物跡近くから鉄製の雁股鏃(かりまたぞく)が出土していることなどからも、祭祀や信仰にかかわる場所であったと考えられます。

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