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記事ID:0014551 2018年11月22日更新 統計課 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

数値のちらばりから集団の傾向をつかむ

  • データを度数分布表やヒストグラムに整理し、データのちらばりや偏り等分布の様子を調べることや、平均値・中央値・最頻値・偏差値等を用いてデータの傾向を分析する手法について学んでもらうことを狙いとした実践例です。
  • 具体的には、中学生にとって関心のあるテストの平均点を取り上げ、平均点は等しいが得点の分布が異なる3つの学級を仮定して素材としました。生徒の皆さんには、これまでの学習を活かし、階級の幅を決め度数分布表やヒストグラムを実際に作成する体験学習を行ってもらいました。
  • 自分たちが作成したヒストグラムを調べると、平均点が同じでも分布の様子が全く異なることがわかるので、集団の傾向は平均点のみで判断するのではなく、ちらばりを調べることが重要であることを実感してもらえる内容となっています。
  • また、最大値・中央値・最小値や最頻値等について計算してもらい、ちらばりの様子を分析する手法について解説を行い、授業の最後には、発展的な内容として偏差値についても触れています。
  • なお、この授業は、データを分析する場合には平均値に注目しがちですが、平均値は極端な値の影響を受けてデータの特徴が分かりにくくなってしまうこともあるので、生徒の皆さんに、データの分布を調べる重要性を実感してもらうために行いました。

<教材>

※岐阜市立陽南中学校(平成23年7月1日)で使用した教材です。

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