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知事記者会見録(令和8年2月25日)

※知事及び記者の発言内容については、事実誤認や単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、発言の趣旨を損なわない程度に整理して作成しています。

令和8年2月25日(水曜日)14時00分

司会
​それでは、知事定例記者会見を始めさせていただきます。
知事、お願いいたします。

知事
​私の方から、まず2点ご報告させていただきます。
まず、昨年目玉としていた政策オリンピックですが、おかげ様で(開始して)1年経つのを機に、(成果)報告会というのを準備しております。3つ昨年やりました。ニホンザルの活動に関するものは元々3年ではありますが、1年経った段階で、どんな問題があるのかということで、3月3日火曜日に、県庁3階の304会議室で行います。これは、基本的にオープンにしますし、インターネットで見られるようにします。関係の方々も非常に関心高いと思いますので。当日は、5団体の方々からそれぞれ報告をいただきます。今申し上げたように、元々は3年ではありますが、現時点で分かったこと、今回は反省点も含めて、即生かせるものは生かしていただきたいというそんな趣旨で、3月3日にまずニホンザル対策のモデル構築についての報告会を行います。
そして、2つ目はふたつのふるさと(海・山の防災交流)ということで、これが3月5日木曜日に、県庁6階の特別会議室で実施いたします。今年度は、池田町と笠松町が県外の子どもたちをお招きして実施していただいています。特に宿泊体験や防災訓練に加えて、地元のいろいろな文化体験を実施した成果や課題等についてのご報告をいただきます。
それから、3つ目は季節に応じた住民参加型防災訓練の成果報告です。これは各地から非常に好評でした。これを3月6日金曜日、県庁5階の災害対策本部室で実施します。特に、御嵩町に取り組んでいただいた、皆が参加できる、まるで縁日のような防災訓練の結果や、(中津川市)神坂のジビエや薪を使った防災訓練、確かここ(神坂)は薪を用意するのではなく、自分たちで山に行って集めるなど、まさに実践的なことが非常に良かったと聞いておりますが、6団体からご報告いただくことになっています。
まずは、この成果をまとめて、今度は他の市町村などにも横展開していくことを考えておりますので、オンライン視聴も含め、もちろん会場にも参加していただきますが、そうしたことを発信してまいります。やりっぱなしにならないように、しっかりやりたいと思っています。ぜひ報道の皆さんにもご参加いただき、ご質問も可能だと思いますので、そうした成果、課題等について発信をしていただければありがたいと思います。
そして、もう一つは、今後どうするのかということを先に少しお伝えしますが、先般、予算(発表)の時にも話をしましたが、来年度6テーマで行いたいと思っておりますし、そのうちの3つのテーマは、「アグリパーク」と「空き家活用」と「ふたつのふるさとの第二弾」ですが、これについては予算化をしております。そして、その他3つは、これからアイデアを募集し、実際は補正予算などでの対応になるかと思いますが、「消防団員確保のアイデア」、そして「ひきこもりの方への支援」、さらには、「社会インフラの点検・維持管理」に係るいろんなアイデアでみんなで街を守っていく、インフラを守っていくためのアイデアをいただきたいと考えております。これが1つ目の政策オリンピックに関するご報告でございます。

2つ目が、おかげ様で大変人気になっております、GALLERY GIFUでの展示について、ご案内のとおり、テレビで人気になっている(大河ドラマ)「豊臣兄弟!」、「秀吉・秀長兄弟が駆け上がった“戦国のメインステージ岐阜”」ということで、展示を行いたいと思っております。特に今回は、従来のやり方に加えて、NHKさんに巡回展も合わせてやっていただけるということで、少し長丁場のような形になりますが、特に今、数回連続で美濃攻めを放送している関係で、岐阜城や墨俣一夜城、それから、この間ちらっと出てきた軍師竹中半兵衛などが出てきますので、おかげ様で非常に関心が高まっておりまして、墨俣一夜城は、12月の入場者が4倍になっているという状況です。そして、実際に展示するのは、ストーリー性があるという形で、まずは3月4日から16日まで、通常の形でやるものは、(資料の)内容のところに書いてありますが、秀吉・秀長兄弟、今どちらかというと足軽の格好ですが、その時の甲冑がだんだん出世にするにあたって、組頭の甲冑になり、城持ち前の甲冑になり、秀吉・秀長となって武将となった時の甲冑を展示するということで、非常にファンにとっては垂涎ものになってまいります。そして、関から、戦国武将に不可欠な日本刀、太刀ですが、鎧を付ける時の太刀というのは、下に向かって湾曲している、これをしっかり展示もさせていただきますし、あとは短刀、相手の首を落とすものですが、中は模造にしてありますが、外側は本物というものを展示します。あとは、ジオラマ、さらには、先ほど申し上げました、知将竹中半兵衛、岐阜県出身の知将ですが、こうした甲冑も紹介する。さらには秀吉・秀長亡き後ではありますが、関ケ原の戦いに関するものも併せて展示したいと思います。
次のページをご覧いただくと、このような感じという写真がありますが、甲冑、実はこの写真は2枚しかありませんが、実際は3つか4つ並びます。それから太刀、ジオラマ、さらには20階にせっかく素晴らしい展望ロビーがあるので、上から見ていただいて、あの場所に鵜沼城、あの場所に岐阜城、そして、攻めた時の場所はここだという、美濃攻めのビューを展示することも行っていきたいと考えています。それが終わった後、さらにもう1枚めくっていただくと、点線で囲ってありますが、今ご紹介したのは、参考紹介1の3月4日から16日までで、これが今ご説明したものと同期間で開催されるものです。この後3月19日から28日まで、NHKさんが大河ドラマの際に巡回展をやられますが、これをGALLERY GIFUに持ってまいります。したがって、少し長くなりますが、この期間、豊臣兄弟シリーズということになります。あと、嬉しいご報告ですが、豊臣兄弟の主人公である仲野太賀さんと白石聖さんを県庁にお招きして、トークショーを3月21日土曜日に実施します。県庁のミナモホールは450名が定員ですが、今現在、何と3万5千人もの応募があります。(約)78倍の人気になり、嬉しい悲鳴というか、もう本当大変です。今夜が締切でして、まだまだ増える勢いなので、本当に関心の高さを感じております。いろんな形で、漏れた方にも何か考えたいと思っておりますが、先ほどの一夜城の4倍の来場者など、本当に関心があるんだなとありがたく思い、これを岐阜県の活性化につなげていきたいと思っています。私からは以上です。

記者
政策オリンピックの成果報告会について、今年度始めた政策オリンピックの事業ですが、いずれも画期的な事業だったと思いますが、国へ何か提案していく予定やお考えはありますか。

知事
横展開すると同時に、鳥獣害対策というのは岐阜県だけではありません。このようなものを全国知事会で均てんすると同時に、国に対しても、今回のサルではありませんが、例えばクマの対策など、前回も申し上げましたが、銃で撃ってもなかなか熊は死なない。そうすると、やはり檻をどう使った方が良いのか、駆除するのであれば、麻酔を使うなどいろいろあると思いますが、そのようなことは県だけで留めておいてはいけないと思っています。これは農林水産省、環境省を含めて、積極的に情報提供していきたいと思っています。

記者
来年春の県議選ですが、猫田孝県議が全国の都道府県議の中でも歴代最多の15選を目指して立候補する意向を表明されました。江崎知事も長い付き合いだと思いますが、受け止めをお願いします。

知事
私は、十数年前の(商工労働)部長時代からずっとお世話になっていますが、長いかどうかというよりも、県民の皆さんが信を託して選べるかどうかということなので、結果的にそのような記録になるということは、誇らしいことかもしれませんが、まさに選挙ですし、政策を通じて選んでいただけると、そのプロセスの一つの結果かなと思います。

記者
当初予算の会見や先週の会見でも話題に挙がっているのですが、新年度の組織再編で、知事公室の関係で改めて質問させていただきます。知事公室を設ける背景の一つとなったエピソードの一つとして、十数年くらい前の商工労働部長時代に一緒に働いた職員さんとの間で、「あれをして、これをしてと課長が言うのだけれど、これは知事の指示だと言われたのだけれど、江崎さんそんなこと絶対言わないよ。」と伝えられたというようなお話をご紹介されました。もう少し、この職員さんとどういうシチュエーションで話されたのかということで、例えばこれは電話やメールでの(やり取りだったのでしょうか)。

知事
立ち話の中で、別の仕事をしている時に、「最近どう。」と聞いたら、「なかなか、知事さんの言うことって伝わっていないみたいですよ。」という話があって、「何。」と聞いたら、「江崎さん絶対そんなこと言わないと思うのだけど、課長さんから色々言われているんですよね。」というのが正確(な内容)です。だから、具体的に何だったというのは私は聞かなかったので、「ああ、そうなのか。」と、そんな感じでした。

記者
このように、江崎知事は県職員の方と誰とでもそのようなコミュニケーションを取られるのでしょうか。

知事
やっていますよ。私の部屋は、部長でなくても、別に1年生の方でも誰でも入れますし、お越しいただいたことなかったでしたかね。お茶が自由に飲めるようになっていますし、テーブルの上にはお菓子のお皿が3つあって、とにかく皆さんとの雑談も、朝来てエレベーターに乗ったら、エレベーターにたまたま乗った人と会話をするとか、それは普通にやっております。

記者
お茶菓子を食べながらというのは、どれくらいのペースでやられているのでしょうか。

知事
お茶菓子は置いてあるのですが、なかなか皆さん遠慮して食べないので、「どう。」と聞くと、「帰りに1個もらっていきます。」みたいな、そういうのが一番多いです。

記者
商工労働部長時代の職員さんのそのエピソードの関係なのですが、普通の感覚、もしかしたら私の感覚かもしれないですが、少し告げ口のような感覚にも思えるのですが。

知事
告げ口と言いますが、「最近どう。」と言うことに関して、そういう答えがあっただけの話かなと思っていて、「知事さん、大変なことありますよ。」というのは告げ口かもしれませんが、割と軽い雑談の中なので、だからこそ「誰が何を言っていたんですか。」と聞かなかったように、なかなか伝わらないのかなという印象を持ったことくらいです。

記者
その課長は誰なのかということは特定していないということでしょうか。

知事
聞かなかったです。やはり、組織は大きいし、難しいんだよねという、そういう感じでしたし、私の商工労働部時代のことを知っておられる方なので、部長室の会議は常に笑いがあって、皆ワイワイ楽しくやっていたよねということを知っている時代なので。ここから先は推測でしかありませんが、割と強権的にあれをやってこれをやってということを多分私は言ったことないので、そういうイメージかなというように私は推測します。

記者
江崎知事は、商工労働部長時代のそのようなエピソードを紹介されることが多いと思うのですが、何と言いますか、当時の職員さんを特別扱いされているようにも見えるのですが、その辺りのお考えはいかがでしょうか。

知事
全然そんなことはなくて、私が知事になってから初めて会う、仕事をされる方でも、お菓子を頻繁に持っていく人もいれば、割と話ができる方、その方はたまたま久しぶりに会ったので「最近どう。」と聞いてみたというそんな感じですが、今のところ私の周りでかつて商工労働部にいたから云々というのは多分ないと思いますが、何かそんなことを聞きましたか。

記者
知事の話を聞いているとそんなようにも感じたものですから。

知事
エピソード的に、昔いた人がということは、当然それしかないのではと思っています。

記者
昨年5月7日の知事会見の時に、江崎知事に、前知事の古田さんに「岐阜県名誉県民」を贈るかどうかの質問をさせていただきました。その際に、江崎知事は、基準が多分あると思いますので、整理しておきましょうというご回答で、ある種、保留というような質問になっていたと思うのですが、あれから整理はできましたでしょうか。

知事
一旦秘書課で、どういう基準になっているかとか、他の県の一覧とか全部出してもらっていますので、それを見るとバラバラです。出したり出さなかったりとか、こんなにバラバラなんだというのが正直な感じでした。それで、(賞を)贈る人もいれば、タイミングがずれている人もいれば、何年か経って出す人もいればというのが、正直な感じでした。その時はそうなんだという感じで、タイミングが来たら、それにしたがって、これは全部基準がありますので、それにしたがって多分秘書課の職員の方々が、叙勲とか何かも、ものすごい作業になりますので、あれも確か点数方式になっているところもあり、そういったことの上で、打診が来るのかなという、そんな感じです。

記者
その関係で、県の名誉県民条例の第2条の一部を少し紹介しますと、名誉県民の称号を贈る条件として、「その功績が卓絶で県民が郷土の誇りとしてひとしく尊敬する者に対して贈ることができる」と、この基準がばらばらということでしょうか。

知事
いいえ、もらっている人の状況がばらばらということで、翌年にもらっている人もいれば、それこそ数年後にもらっている人もいれば、もらっていない人もたくさんいるという、それだけの話かなと思います。それは全国の調査ですが、岐阜県の場合もそれはあまり統一されていなかったと思います。過去のものを見ると、梶原(元知事)さんももらっていないですし、そういう意味ではいろいろかなと。何か統一のルールがある感じはしていなかったです。

記者
明日開会する県議会の上程議案にはなかったと思いますが、会期中ですとか今後に、知事のお気持ちとして(議案を)出したいということはありますでしょうか。

知事
こういうものはやはり客観的にやっていく話だと思いますので、その段階ですぐに私がやるかやらないかということではなく、他の叙勲などもそれぞれ申請が上がってくるものなので、今度どうですかみたいなものが来てから考えるということかなと。あとは、その後のいろんな情報だとか何とかを加味して、多分職員の方が検討されると思います。それを見てからになると思います。

記者
政策オリンピックについて、その横展開については国の話もありましたが、例えば今回の成果報告会で、他の自治体とか、他の団体に広げていくとか、そういったことも視野に入れているのでしょうか。

知事
もちろん、元々それが目的ですから、採択したのは3件とか5件とかなのですが、それはやはり特徴があるとか、逆に言うと、他にも使えそうなアイデアを採択していますので、実際やってみた結果がどうだったのかとか、やったらこういうことが問題だったかというのは、他の地域に対してすごく価値があるというように思っております。それで、特に鳥獣被害は、特定の所で起きているわけではないので、あらかじめ今後被害が出るところにも準備ができますので、それはまさに均てんした上で、これは他県においても非常に価値のある情報だと思いますので、知事会やら直接農林水産省などに情報提供はしていきたいと思っています。

記者
それはもう新年度から随時進めていくのでしょうか。

知事
今回初めて報告会があるので、実は私もこの報告について聞いていないので楽しみにしているのですが、特に私も美山でのサルの被害はもう大変なものがありますので、これで良い案が出ると良いなということを正直期待しています。

記者
ニホンザル(対策のモデル構築)のところで、追加支援団体として大垣市の団体も入っていますが、この追加支援はどうしてされたのでしょうか。

農政部
16件の応募がございまして、そのうち、第三者、有識者の方に選んでいただいて、4件採択させていただいた。それで残りの応募につきましても、採択しないのは惜しいような優れた意見もございましたので、そういった中から追加で6団体選定させていただきましたが、今回この大垣市の団体にご発表いただくという形になっております。

記者
追加で6団体を選んで、大垣市の団体に今回発表いただくということで、追加で採択したのはその大垣の団体だけではないということですか。

農政部
そうです。追加は6団体で、今回発表いただくのが1団体だけということです。
 

知事
防災訓練の時も10分の10(の補助率として)採択した他にも、補助率を変えてというのを結構たくさん取っていますので、その一環だと思います。

記者
政策オリンピックを思いついたきっかけについて、これはいつ頃、どういったお考えのもと、この立案方法を考えようと思ったのでしょうか。

知事
実は、結構早い段階でと言いますか、それこそ4年間県内を回っている中で、実際現場を回っていると、「あれが困っている、これに困っている。」と言った時に、県がやる政策、国がやる政策について、かゆい所に手が届いていないんだよねというのはよく聞いていました。だったら、むしろ現場の人のアイデアをそのまま政策にすることが要るのではないかなと思ったのが、(前々回の選挙後)2年目くらいです。ですから、当時、事務所の中では、政策オリンピックというのをどの段階で発信しようかなということをまさに議論していた覚えがあります。

記者
2年目というのは、いわゆる浪人されていた2年目に思いつかれたということでしょうか。

知事
そのとおりです。

記者
特別に何かきっかけとして、こういった住民の方々の声が、非常に政策立案のやり方として、そういえばそうものが良いなと思ったとか、そういった具体的なエピソードはありますでしょうか。

知事
後付けの理屈になるといけないのですが、今にわかには思い出せないのですが、やはり現場の声で政策をやるというのは大事だよねという話を事務所でしていた時に、「それ面白いね。」と言うので、「オリンピックにしたら良いんじゃないの。」と言った覚えがあります。政策オリンピックは結構目玉になるよねと言った記憶はあります。だから、その時に最初にやりたいと思ったのはサル対策だったので、関市だとか結構うまくやっているところだとかいろいろ聞いている中で、やはりこれは一般論ではないよねというのがありますが、そういう意味では確かにいの一番に上げたサル、鳥獣害対策をやっておられる現場の方々の声、これが一番大きいかなという気がします。

記者
現場の声と、県庁で政策を考えていくという中で、ギャップと言いますか、例えば県庁の時、商工労働部長とか、国の時のお仕事でも、そういったことを感じたことは結構多かったでしょうか。

知事
ありました。ありましたし、実は当時の関係者の方には申し訳ないのですが、確か私が(商工労働)部長でいる時に、鳥獣害対策を提案された部がありまして、確か猪鹿無猿柵(いのしかむえんさく)というのを提案された時に、私が手を挙げて、「猪鹿無猿柵、名前は面白いけど、イノシシとサルとシカって全然対応が違うのに、こんな柵ではできないだろう。」と言ったところだけは多分報道されて、商工労働部でやるのかと言われたような覚えがありますが、一般に言われていなくても、私自身の経験から言って、この柵でサル(の対応をするの)は無理だろうと非常に思っていたので、県として一般的にやろうと思うと、それは政策なのだけれども、やはり現場とずれているのではということを元々県庁にいる頃から非常に感じておりましたし、現場を回ってみればやはり違うよねというのもありますし、もちろん同じ鳥獣害対策でも地域によって出方が違うので、あまり一般論化しない方が良いよねというのは非常に感じたところです。

記者
ちょうど今、岐阜県のホームページが閲覧不可になっているみたいで、他の地域でもサイトにアクセスできないような状態ですが、どういった状況でしょうか。

知事
実は先ほど報告がありまして、今システム(担当部局)の方で確認をしています。県の中でまだ調べきれておりませんが、県のシステムとして閲覧ができなくなっています。サイバー攻撃かという議論をしましたが、今のところ、県が管理しているところのトラブルじゃないかということで、今調査をしています。分かり次第、またご報告します。ただ、他の県でも(同様の事象が)あるのであれば、サイバー攻撃の可能性もありますから、今まさに調査中です。

記者
知事公室の関係で、念のため確認させていただきます。(設置する)ねらいが複数個あったかなと思いまして、そこを確認させていただきたいのですが、まず秘書課と広報課を統合する理由、こちらについては、知事とかの意向が県職員さんに十分に伝わっていないという課題認識から、統合して、より理解してくれているであろう秘書課の方が広報に関われるようにするという、そういうねらいになるのでしょうか。

知事
むしろ、広報は一番大事な役割かなと思っていまして、やはり県民の皆さんは、広報を通じてでしか県の状態が分からないということを考えると、よりきめ細かくやると。まさに皆さんを通じて報道していただくのが一番大事なのですが、紙の新聞を読まれる方だとか、テレビをご覧になる方とか、ラジオとか、またそれぞれ層が違うのと、特に若い方々を中心にどれも見ないという人もいらっしゃるので、ですから届くところには届くけどということは良くないというのが一つ。そして、ニュースをニュースとしてだけ伝えていれば良いかというと、やはり県のやっていることに関心を持ってもらいたい、そして県が何を考えているのかということをストレートに伝えるには、広報チームが一番意思決定するところに近いところにいた方が良いのではないかということで、まさに今回、私も何度も出演させてもらっていますが、やや無茶ぶりに近いものも全部出ていますが、そういったこともやれるという意味においては、一番近いところが良いのではないかというのが、基本的に秘書課と広報課を統合する、その理由になります。

記者
その上で、人事課も異動させると思うのですが、先日のご説明だと、知事が知らないところで人事が行われるのは良くないということだったと思うのですが、人事課を手元に置くことで、知事が把握しやすくするようにという、そういうねらいになるのでしょうか。

知事
もう少し言葉を足すと、発表外にはなるかもしれませんが、どうやるかは今検討中ですが、この知事公室は定期的に、私や副知事も含めて話をする機会を持とうと思っています。今まではどちらかというと、知事室に入れるのは部長さんだけみたいな、そういう形になってしまうと、どんな組織を作っても意味がないと思っていますので、特に知事公室(の職員)は原則として1年で変わるということ、もちろん全部というわけにはいかないので、ただそれは現場とそうした意思決定のところを、それぞれ多くの職員が体験できるように、組織そのものを変えていく、そのための一つの方式でありますし、知事公室の中の職員は定期的に、できれば月一ぐらいは、皆で話をするとか、ランチタイムにいろいろ話をするとか、風通しを良くすることを徹底的に行っていきたいなと。ですから、同じ知事公室でも、建物としてはいろんな階に分散していますが、最低月1回ぐらいは、みんなが何を考えてるのか、逆に言うと職員の方々が何を考えているかを我々も聞きたいし、我々は何でこんな政策をやろうとしているのかということを職員の方にも伝えていって、その中の意思決定に関わった上で、今度は現場に行って、だから県全体がどういう状態になっていて、そして現場としては何が期待されていて、例えば現場なら現場しか見てないとその中だけのロジックで進んでしまうということがもったいないということで、今、県の情勢も含めて、皆で県を考えるような、その組織にするための一つのトライアルと言った方が良いかもしれませんが、そんなことを考えています。

記者
知事公室に所属する職員さんと知事との間の話ということですか。

知事
そうです。また、それとは別に、私は各地域をぐるぐる回っておりますので、知事公室にいる、せっかく知事公室に来たのに知事の話を聞いたことがないというのでは多分いかんだろうなということで、結構負担は大きいですが、それは頻繁にやっていくことが、組織文化というか、そこを変えていくには必要かなと思っています。

記者
ねらいとしては、今後現場に出ていくに当たって、知事の考えをしっかりと理解した人を送り出せるようにということでしょうか。

知事
それが半分と、もう一つは現場で苦労されている方が、「県の方からはそう指示が来るけど、現場の方はそうじゃないんですよね。」ということをダイレクトに言ってもらうというのが結構大事で、今、年1回のペースになりますが、出先機関を私が全部回ることにしていますが、その時でも全職員と会うことは難しくて、選ばれた代表、今のところ7、8人の方と、1時間か2時間議論をするのですが、やはりどうしても硬い雰囲気になってしまうので、定期的にやるのであれば、「今度はこれを知事に言ってみよう。」とか、「現場は困っているけど、多分知事さん知らないからちょっと言うか。」みたいなことで、そのために私の部屋ではお茶が飲めるし、お菓子も食べられると、そんな雰囲気の中で語られるというのを一つの、ある意味仕組みとして作っていければ良いかなと思っています。

記者
そうなりますと、知事公室の職員さんは県職員さん全体の代表者みたいなイメージになるのでしょうか。

知事
できるだけ現場もそこ(知事公室)も経験するような人事異動の仕組みを作っていきたいなと思っています。なので、どっちがどっちというよりは、どっちも大事なので、ただ、どちらかに偏るということがおそらく組織というものが上手く機能しない一番の原因かなと思っておりますので、そこをしっかりやっていきたいと思っています。

記者
人事課を知事の手元に置くと、知事の権限が強くなり過ぎるのではないかみたいなところもあると思うのですが、どれぐらい人事に知事が関わるのかというところで、極端な例を挙げますと、例えば一昨年ほどに報告書が出た池田町のハラスメント問題ですと、町長が人事をほとんど全部司って、他の方がどれぐらい意見を上げても大体形式的な結果で、全て町長が決めてということで、そういうことになると、権限が強まり過ぎるという話になるかなと思うのですが、そういった観点から、知事がどれぐらい人事に関わるのかというところを教えてください。

知事
基本的には関わらないようにしたいなと思っています。要は、衆目の一致するところというのが結構大事で、だからある意味、自分に都合の良い人を集めるというのは、組織がおかしくなる典型的なパターンだと思いますので、そこを外していく。それと、実は両面あって、残念ながらまたどこかのタイミングでご報告することになると思いますが、知事が知らないところで人事が動くとどうなるかということは実は問題があって、逆に知事だけがやればということも、またどちらも問題があるのです。ですから、まずは県として、今やるべきことというのは、(知事が)知らないところで(人事が)動かないようにした上で、知事の手元でありながら知事が決めるわけではない仕組みを作り、知事の側のところはどんどん人も変わるし、意見が言えるという、ある意味組織風土を作り直すというか、そのための大事な取組かなと思っています。ただ、これが絶対だとは思っていません。やってみて、(異動が)原則1年とは言っていますが、「そんなに頻繁に変えたら、一からまた勉強し直すことになって、組織が困るじゃないか。」という話は当然ありますので、だから原則とさせていただいているのは、連続性が必要なところ、だけど3年、4年、5年、6年みたいな形で滞るような人事はしないということは明確にしたいと思っています。

記者
トランプ関税について、先日違憲判決が出まして、自動車(関税)とかは別なので必ずしも地域にどれほどの影響があるかというところなのですが、今回相互関税とかの部分について違憲判決が出まして、10%になったというところで、そちらについての受け止めと、地域の経済への影響についてはどのようにお考えでしょうか。

知事
まずは何と言っても、今、アメリカのトランプ大統領がやりたい放題やっている感があった中で、やはりルールはルールとして維持されるということは、非常に評価できるなと思っています。その上で、何度かこの場でも質問いただきましたが、関税によって経済は守れないと。それがある意味、アメリカ経済に対してもボディーブローのように効いてくる中で、ややトランプさんは、あれがダメならこれをやるみたいな形になっていますが、結果的に、関税を上げた時に負担を被るのは、国内の、国民の方々の物価が上がるだけですから、そうした意味においては、そうしたことも多分続けられないだろうと。
ただ今回、何をやっても良いんだということではないということの、アメリカの整理が一旦示された上で、それでもやるのかというようなことは、冷静に見ておく必要があるかなと。ですから、多分まだこの混乱はしばらく続くでしょうから、できる限り県内経済をしっかり見ながら、それに振り回されないように、いろんな仕組みを考えていくということが必要かなと思っています。

記者
裁量労働制の話なのですが、高市内閣が裁量労働制の見直しに比較的積極的な態度を示しておりまして、そんな中で、例えば茨城県知事が地方公務員にも裁量労働制を導入したらどうかというようなことをおっしゃったようなのですが、岐阜県において、裁量労働制を地方公務員さん、県職員さんとかに導入するということについて、知事は今のところどのようにお考えか教えてください。

知事
まず個人的な意見として申し上げれば、十分あると思っています。これは、公務員だから何時から何時まで(勤務して)というよりは、今岐阜県が進めております「働いてもらい方改革」、それはその人が一番働きやすい時間が一番生産性が高いし、それからフルタイムに誰もが働けるわけではなくて、様々な事情を抱えた方も県職員として採用したいし、県で活躍していただくということを考えると、裁量労働制などは入れていくべきだと思っています。加えて、まず隗より始めよということで、県職員が子育てしやすいということを考えると、(午前)9時から(午後)5時とか、それが原則である必要もないと思っていますので、できれば(午後)3時までには一旦コアの部分を終えて、例外的に3時に帰れるのではなくて、原則3時に帰ると。その上で、残りの業務は誰がやるのかということを考えるためにも、裁量労働制のような考え方はベースとしてあっても良いかなと思っています。

記者
今のところ、具体的に検討を始めるというところまではなっていないということですか。

知事
この間も発表しましたが、県内企業さんが既にそういうことに取り組んでおられるので、その中で、県として実施できることがあればやっていきたいと思っておりますし、それは次の体制の中で検討してもらいたいなと思っています。

記者
裁量労働制といいますと、逆に働き過ぎとかに繋がってしまうのではないかと、そういう懸念もあると思うのですが、元々ヘルスケアとかもやられていた知事として、そういった辺りはどのようにお考えなのでしょうか。

知事
どちらかと言うと、今の懸念は、「働きたい改革」、本当は残業したいのだけどできないということがあるのですが、県としては、今働いている人がもっとお金を稼ぎたいが故に無理をして働くというのは正しくないと思っていて、それよりも今働きたいけど働けない人がこの国に百万人以上いて、そちらの方にスポットを当てて、最終的には世帯収入が上がれば良いと思っています。ですから、ある意味稼げる人だけがひたすら体を壊しても頑張るという流れを変えようというのが元々「働き方改革」でしたから、その大きな流れはむしろ変えないようにしたいと思っています。なので、この制度が100点だということはないと思っておりますし、その方々の事情、それから職種によっても、人が交代できる職種と交代できない職種もあると思いますから、そういうのをきめ細かくやりながら、公務員としての新しい働き方も考えていきたいと思っています。

記者
組織関係の質問ですが、人事課を知事公室に置くのは、組織風土を作り直すということが主眼になってくるのかなという印象を受けました。そうすると、組織風土の観点だと、現状どのような課題があると認識されているのでしょうか。

知事
次の会見の時にいっぱい説明させていただこうと思っていますが、誰かが何かを指示したわけでもないのですが、意思決定が歪んでいくようなこと、例えば先ほどの、誰かが強権的にねじ曲げるというわけではなく、組織の中で本来あってはならないことが起きるのだけれども、それが内部通報の方にも一切こないし、皆がおかしいなと思いながらも、そういうものだよねとなっていくのが残念ながら組織が陥りやすいトラップかなと思っています。それに対する100点の答えはないと思っていますが、今岐阜県の中で起きていることを考えれば、先ほどご指摘があったように、例えばこういうことをやろうとまさに政策を発信しようとしているにも関わらず、それが現場に伝わらないということは大きな問題でもあるし、逆におかしいと思っていることを知事に直接言えないということも良くないかなと。だから、仕組みさえ作ればとは思っていなくて、その仕組みを機能させるための取組をすることによって、県で働く職員の方々が、現状をしっかり認識した上で、県民にとって一番良い政策をやりやすい環境を整えること、それが最大の主眼ですし、ひいてはいろんな課題を引き起こさない環境作りかなと思っています。

記者
中枢の部署と出先の現場を両方見てほしいというお話がありました。今の県職員の一般的なキャリアだと、若い頃に現場に出て、その後は本庁(勤務)がメインだと思いますが、今後、行き来が主になってくるイメージなのでしょうか。

知事
やはりポストと年齢というのはもちろん関係がありますから、全部が全部というわけではありませんが、特に現場を知って第一線で働く人たち、特に中堅、若手のところの方々の意見というのは、しっかり聞けるようにすると同時に、やはり近くで政策の決定過程を見た人が現場に行くということをしっかりやっていきたいと思っていますので、今のご質問からすると、若手、中堅どころ。幹部になってしまうと現場がなくなってくるので、そこをしっかり考えながら、だからといって、同じところにずっと留まることがないようにということが良いかなというのが今のところの発想です。

記者
人事には基本的には関わらないようにしたいけれども、知らないところで決まるのも困るという話がありました。部次長クラスでも基本的には関わらないおつもりでしょうか。

知事
いやいや、それはもちろん相談がくるので、(関わっても)良いと思いますし。問題はどうしてここでこんな人事が行われるのということが、報告が来ないことがむしろ問題かなと思うので、やはり役人にとって人事というのは評価の基本になってきますから、それに対して、もし疑問を持つような声があれば、それはフィードバックされるというのが健全性を保つ一番大事な方法かなと思っています。

記者
前々回の会見くらいのところで、国の省庁の方だと、秘書課と人事課というのは大体一緒にあるものだみたいな話があったかなと思います。

知事
そうですね、2個あるのは珍しいなと思ったので。

記者
秘書課人事係みたいなようにぶら下がっているという感じなのでしょうか。

知事
少なくとも私がいた経済産業省では、秘書課が人事をやっていたし、人事課はなかったです。逆に、特許庁には人事課がありましたが秘書課はないと。どっちかだったような気がします、霞が関は。県は両方あるので、「え、そうなんだ。」というのは正直思ったところです。

記者
今回の組織再編にあたって、その辺のところも頭の片隅ぐらいにはあったのでしょうか。

知事
というよりは、むしろそれぞれに役割があれば組織はいくつあっても構わないと思いますが、ただ実際に、より効率的に仕事ができる、先ほど申し上げたように、広報と秘書課を一緒にするというのは明確な目的があってやっていますし、人事課は人事課として、それ専門にやるのだったら、別に人事課があっても良いかなと。その逆で、秘書課は何をするのだっけというのがあったりするので、そうすると、じゃあ秘書課と広報を一緒にして、人事は人事で専念してもらうのが良いのかなというぐらいの整理です。

記者
先ほどのご発言の中で、3年、4年、5年と滞る人事はしたくないかなという話をしたと思います。基本的には原則1年、最長2年みたいなように考えていらっしゃるのでしょうか。

知事
最長と言ってしまうと分からないですが、やはりその人の持っている能力にもよるので、だから原則1年、例外はないわけではないというくらいです。絶対に3年がないかというと、今のところないつもりですが、もちろんこの仕事はこの人しかできないというのがあれば、それはないと思いますが、それがある意味、逆に言うと、そのいろんな職員の方にそのチャンスを提供することもまた組織としては大事かなと思っていますので、そういったものも考えていきたいなと思っています。もちろん定年延長とか、いろんなことがありますので、そのようなものも見ながら、適材適所でいきたいと思っています。

記者
(業務が)回らない場合もあるかもしれないという話もありましたが、1年だけだと少し微妙なところもあるかもしれないというところで、人事課とか、特にそのノウハウが必要な部分もあるのではないかと思うのですが、その辺を踏まえての予防線になってくるのでしょうか。

知事
先ほどもそういう議論をしていたのですが、本当に2年やらないといけないポストはどれなのか挙げてみたのですが、多分ないです。他方で、毎回変わってしまうと立ち上がりにものすごくコストがかかるポストがあって、もちろん人事がそうですし、過去の経緯も把握してないといけないので、そのうちAIがやってくれるのかもしれませんが、まだまだそこまではたどり着いていませんから、あとはプライバシーに関わるようなことは、どんどん次の人が見ていくというよりは、ある程度事情が分かった上で、もちろん公務員ですから全員守秘義務がありますので、べらべらしゃべることは多分ないと思いますが。あとはその組織に身を置く方の安心感を含めてです。ですが、ずっと(同じ人が)やるということはないかなというところです。

記者
秘書広報課と人事課は分かったのですが、行政管理課と職員厚生課を(知事公室に)置く理由というのも、もう少し詳しく教えていただいても良いですか。

知事
正直に言うと、くっ付いてきたというところです。ここは、私がくっ付けてくださいと言ったわけではなく、作業プロセスが似ているので、職員から「これは(人事課と)一緒の方が良いと思います。」と言われたので、「そうですか。」と同意したものです。

記者
議論する中で職員側からこうした方が良いと。

知事
そうです。実は全体も私が言ったというよりは、このように案が出ていて、それ良いですねと言ったというのが正直なところです。

記者
知事公室の関係ですが、1年で変わるというのも含めてトライアルというお話だったと思います。ハラスメント対応の行政管理部門が知事公室にいくということで、仮に知事なり幹部なりにハラスメントがあって、実際には声が上げられなかったという事象があった場合に、トライアルなので当然検証という作業があると思うのですが、どのように検証していくのでしょうか。

知事
先ほど申し上げたように、ここもまだ我々としても100点の組織ではないと申し上げたように、どんな組織を作っても同じことが起きるので、だからこそ、新しい人が新しい目で発言できることが大事かなと。要するに、同じ人たちが同じ場所にいると、言えない人はずっと言えなくなって、それに対して「いやいや知事さん、現場はこうですよ。」と、「知事さんの言っていることがおかしいですよ。」と言ってもらえる(風土を)どう作るか。これは全ての組織で同じだと思いますし、例えば皆さんだと、皆さんの会社の社長に対してなかなかものが言えないということと同じで、それをどこに置くかという話です。繰り返しになりますが、100点の組織はないので、今回これをやるにあたって、まとめるのであれば、できるだけ人が入れ替わるような仕組みをするということと、定期的に誰でも知事や副知事にものが言える環境を意図的に作っていかなければいけない。それでも言えないのであれば、起きた事象に対してやり方を変えるかなと思っています。

記者
今朝、高山市丹生川町で土砂崩れが発生した件で、国道ということではありますが、県の地元の(土木)事務所は復旧の目処が立っていないということで、まずは土砂の撤去作業を進めるということになっていますが、県として専門家を派遣して現地調査であったり等の考えはありますか。

知事
もう既に派遣しています。岐阜大学の教授に今日行ってもらっていて、実際には本日は雨が降っていて、撤去の前にさらに崩れる可能性があるので、まず実際に見てもらっているのが一つと。これは今朝発生したのですが、その段階で車が1台、(土砂に)乗り上げていて、その(車の運転手の)方に確認したところ、前を走っていた車はなさそうなので、多分(土砂の中に人が)埋まってはいないと思うのですが、朝一番で、温度検知器を見て、中に人が埋まっていないかどうかという最低限の確認をしています。その上で、さらに崩れる可能性あるので、一旦レスキューチームは撤退した上で、今、現地調査をして、撤去して良いのかどうかの判断をこれからすることになります。それでゴーサインが出れば、直ちに撤去を始めたいと思います。

記者
(先ほど、現地に派遣したというのは)どなたを派遣されたのでしょうか。

県土整備部
岐阜大学の沢田教授に、現地の方を見ていただいております。

記者
冬の観光に影響が出てくるかと思うのですが、事故への受け止めを教えてください。

知事
(現場には)実際には柵があって、コンクリートで固められており、さらに上にネットまで張ってあるのですが、基本的にこれは落石予防であって、こうした形で崩れると、残念ながらそれを止めることができないということは分かりました。その形状自体は岐阜県だと結構至る所にあるので、一応内々ではありますが、全県で点検しようかと考えています。実際にこれから雨の季節になると、またその可能性は高まりますし、あとは点検すると同時に、その迂回路、特に県民の方の生活、その他物流に影響がないように、どこが止まったらどこに行くんだということの(情報共有のあり方について)シミュレーションもやっておく必要があるかなということで、担当部の方では既にその検討を始めています。

記者
高市首相が(衆院選で当選した自民党所属の議員に)カタログギフトを贈るということがありまして、石破前首相の時と形を変えてある程度対応したのか、法令的に問題ないという話をしておりますが、知事の受け止めを教えてください。

知事
私も少しニュースで聞いただけで、そうなのと思ったぐらいではあります。ですから、ここはおそらく、この国における社会通念上というのはどの程度なのかというのが、こういう事象の中で確定していくのかなと。おそらく何かすごい意図があってやったというよりは、石破さんの時もそうですが、いつもやっているからということを確か言っていたと思うのですが、おそらくこれがいつもやっているから良いのかということが、こういうニュースの積み重ねの中で、その相場感が出てくるのかなと思っています。ですから、もしおかしいと思っていたら、多分やっていないと思います。だから、やったということは、意識としてはそう高くはなかったけれども、今まさにニュースでそう取り上げられているように、やはり一般国民の方から見るとちょっと違うかなというようなことがあるのであれば、それを踏まえて、多分ルールはできるでしょうし、おそらく自民党さんの中でそういったルールを作っていかれるのではないかと思います。その上で、まず大事なことは、それ自体が今の法律に照らして違法かどうかというところは別途検証されていると思いますから、それはまさに、そちらの判断に委ねたいと思います。

記者
政策オリンピックの成果報告会を開催するということで、県民の皆さんにメッセージという形でお言葉を伺えたらと思うのですが、報告会で期待すること、例えば、参加団体からどういう声を聞いて、どのように次につなげていきたいかなどを聞かせていただきたいと思います。

知事
先ほども言いましたが、私もまだ聞いてないので、私自身の期待から申し上げると、ニホンザル対策もそうなのですが、地域によって特色があるので、割と政策では、抽象論になってしまって「サルはこういうものだから、こうだ。」というのは多分違うと私は思ったので、例えば実際にやった方々が、自分たちのところはこういう状況で、こういう時にこんな問題が起きた、これはうまくいったということを、まさに現場の方の声で語っていただくのが、やはり一番参考になるかなと思っております。私もそういう意味ではワクワクしながら、サル対策を何とかしたいなと思っているので。ですから、途中で誰かがまとめて伝えるというのも大事なのですが、今回はオープンにしますし、インターネットで見ていただくというのは、実際にやった方だからこそ分かる表現があって「そうだよね。」というところを聞いていただきたいということなので、ぜひそういう意味では、本当に多くの方に、直接取り組んだ方の声を聞いていただけると良いかなと思っています。

記者
住民参加型防災訓練について、華陽自治会連合会の宿泊型の防災訓練を取材させていただいたのですが、本当に熱心に地域の方が地域ぐるみで活動されているなと取材を通して印象を持ったのですが、政策オリンピックを通して、これからどのように県民の皆さんに、県としてやっていきたいか教えてください。

知事
特に防災訓練の中で、まるで縁日のようなと申し上げたように、たくさんの人が集まって賑わいましたというよりは、参加した人が「本当楽しかったんですよ。これね、こんなことがあってね。」という、そういう言葉こそ一番の説得力があるものだし、やっていた方が、本当に楽しかったのか、大変だったのかという、言葉だけではない、いろんな表情だとか、報告される方々の使われる表現そのものにすごく価値があると思っていますので、そうしたものを見ていただくし、実際には今度自分がやった時にはどのように伝えたら良いんだということも感じていただけると良いかなと思っています。

記者
県庁1階のGALLERY GIFUで行われる企画展に関連したトークショーについて、本日までの募集に多くの方に応募をいただいたということで、もう一度、知事の喜びの声をお願いします。

知事
今度、3月21日に、県庁ミナモホールで、今回の大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主人公である仲野太賀さんと、幼馴染役の白石聖さんにお越しいただいてトークショーを行います。これが450人の定員に対して、今現在で3万5千人を超えて、倍率にして78倍もの応募をいただけたということは、これに対する関心が非常に高いということで、本当に驚きを隠せないぐらい嬉しいと同時に、実は450人しか入れないのがすごく残念でありますので、また、その後のNHKさんがやられるいろんな展示も含めて、本当に多くの方に県庁に来ていただき、また岐阜を知っていただけるとありがたいかなと思っています。

記者
先ほどの土砂崩れの関連で、県内で結構至る所に同じ形状のものがあって、大々的に点検しようと考えられているということですが、これは今回の高山の土砂崩れが発生したことによってというわけではなく、以前から(点検を考えていた)ということでしょうか。

知事
ちょうど半々です。以前も、多治見の方で崩れたことがありました。あそこもやはり今までだったら崩れないところが崩れているし、今回また新たに同じようなというか、コンクリートで固めたところが崩れたので、これをもってという言い方が良いかと思うのですが、やはり類似なところがあるので、県内全体で点検をしてはどうかというのは、まさに今朝、打ち合わせをしたところです。

記者
去年の愛岐道路であったり、今回の高山の土砂崩れなどの発生も受けて、同じような形状のところに問題がないか点検していくということでしょうか。

知事
はい、やりたいと思います。

記者
今年1月に、県の観光連盟の元職員が逮捕される事案があって、知事もその調査をしていくというようなお話をされたかと思います。その調査の状況と、そもそもこのことについての知事の受け止めを教えてください。

知事
この後、監査の方から報告があると思いますが、まず私の方から申し上げられることは、今年の1月の観光連盟の元職員の逮捕ということに関連して、これは単なる詐欺事件ではなくて、これに絡む様々な事象があることが分かってきました。特にこれは監査がスタートになるのですが、その指摘を踏まえて、県としてこうしたことが発生した背景、原因、その辺りをしっかり精査をして、その結果として、こうしたことが起こらないような体制をしっかり作ることが我々の任務だと思っております。まだまだ調査中で、実際、警察の方でも調査中なので、そうしたことをしっかり踏まえて、県民の皆さんの信頼を損なうことがないように、しっかりとした体制を取っていきたいと思っています。

記者
今、監査をされているところということなのですか。

知事
監査は終わりました。終わって、これから報告があると思います。あとは、それを踏まえて、更なる調査をすることになると思います。あと、警察は警察で今動いてます。

記者
県として、第三者委員会みたいなものを立ち上げたりとかがあるのですか。

知事
立ち上げることになると思います。