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知事記者会見録(令和3年12月1日)

記事ID:0190585 2021年12月3日更新 広報課 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

※知事及び記者の発言内容については、事実誤認や単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、発言の趣旨を損なわない程度に整理して作成しています。

令和3年12月1日(水曜日)22時00分

司会
 ただいまから知事記者会見を始めさせていただきます。知事、お願いいたします。

知事
 急遽お願いした次第は、昨日、本日と、連続で、国内でオミクロン株の陽性者が二人確認されたわけでありますが、この二人の陽性者の濃厚接触者とされた岐阜県在住の方が二人おられるということが判明いたしましたので、ご報告を申し上げる次第でございます。
 一人目は、昨日、オミクロン株陽性であることが確認された、ナミビアから入国された方と同じ飛行機に搭乗していた方ということでございます。28日、日曜日に日本に入国されまして、以後、検疫所が確保した成田空港近くの宿泊施設に滞在しておられます。入国後に2回検査を行っておられますが、いずれも陰性ということでありまして、帰国後、14日間のウォッチをするという状況で、引き続き、今、成田(空港近く)の宿泊施設に留まっておられるということでございます。
 二人目の方は、本日、オミクロン株陽性であることが確認されました、ペルーから入国した方と同じ飛行機に搭乗されていた方でございます。この方は27日、土曜日に入国されまして、検疫待機施設での滞在を経て、本日、岐阜県にお戻りになったということでございます。入国時と検疫待機施設の退所時にそれぞれ検査を行っておりますが、いずれも陰性でございました。この検疫待機施設での滞在は3日間ということでございます。ルール通りおやりになったということでございます。
 やはり、濃厚接触者ということでありますので、帰国後14日間は、県内の宿泊療養施設に滞在していただくという予定でございます。
 以上でございます。

記者
 それぞれの濃厚接触者の方について、男女の別、年齢はいかがでしょうか。

知事
 このお二方とも、陽性であることが確認された方と同じ飛行機に搭乗されていたということで、濃厚接触だと広くとっているわけです。かつ、既に行った2回の検査はいずれも陰性ということでありますので、それ以上の詳細は差し控えたいと思っております。

記者
 ゲノム解析の関係で、コロナの陽性判明からオミクロン株の確認までに日数がかかっているかと思いますが、その辺りについてご懸念を感じておられますでしょうか。

知事
 今回のお二人のケースをみますと、もちろん一定の時間がかかっているわけでありますが、私の印象としては、政府としては最優先で分析を急ぐという対応をしておられるのではないかと思っております。28日に入国された方も、既にそのまま、先ほど申し上げたようなことを行う体制になっているわけですから、最大限の努力をしておられると思っております。

記者
 2例目の、ペルーから入国した方と同じ飛行機に乗っておられた方ですが、ご自宅に戻られて以降、接触された方はおられますでしょうか。

知事
 今日、戻られたところで私どもは直接連絡を取って、そして宿泊療養施設に入っていただいたということでございますので、それ以外の情報は特に聞いておりません。

記者
 宿泊療養施設に入られたのは、国からの要請があったのでしょうか。

知事
 要請というか、濃厚接触者ですから、そういう対応をしようということは、ある意味で当然かと思っております。

記者
 お二人とも、検査では陰性とお聞きしましたが、症状はありますか。

知事
 全く、何も聞いておりません。

記者
 二人とも県内在住までで、細かい調査まではなされていないということでしょうか。

知事
 そうです。

記者
 プライバシーの問題でしょうか。

知事
 そうです。あくまでも陰性で、念のため、隔離をして状況をきちっとウォッチしようということでありますので、そこまでにさせていただきます。

記者
 県内でも、少しオミクロン株の脅威が出ているように感じますが、県民に向けて一言お願いします。

知事
 先般、12月1日からの対策を発表させていただきましたが、県民の皆様には、あくまでも基本に立ち返って、基本的な感染症対策を徹底していただくということが一番大事ではないかと思っております。
 専門家の先生方との議論でも、どのような株であれ、まずお一人おひとりが基本に立ち返った対策をやるということが、不可欠だということに変わりないということでございます。また、そのことによってかなりの程度、防御ができるということではないかと思っておりますので、マスク、手洗い、うがい、密を避ける、体調不良の時には外出しない等々、言われていることについてしっかりと守っていただきたいと思っております。

記者
 二人目の方は、今日、すでに宿泊療養施設に入ったということでしょうか。

知事
 はい。発表がこの時間になりましたのは、お二人目の方については、夕方、私どもは厚生労働省から連絡を受けまして、東京から岐阜に戻ってこられるものですから、そこをつかまえて、宿泊療養施設に入っていただいたという手順を踏みましたので、その辺りを見届けたうえでこの会見におよんだということでございます。

記者
 今日から県民向けの旅行キャンペーンなどが始まりましたが、それをやめるとかいったことは特にないでしょうか。

知事
 基本をしっかり守っていただきながらやっていただくということで、直ちにやり方を変えるといったことは考えておりません。ただいずれにしましても、オミクロン株のみならず、次の波に対して十分な警戒を持って備えていくという姿勢には変わりありませんので、注意深く社会経済活動との両立を図っていくことかと思っております。いずれにしても、日々、時々刻々と状況をきちっと見ながら柔軟に、しかもできる限り先手を打って対応していけるように、今回の事態も含めて改めて気を引き締めてやっていきたいと思っております。

記者
 ペルーから戻られた二人目の方についてですが、自宅に戻ったところで宿泊療養施設に入っていただいたとのことですが、それまでに岐阜のどこかの施設に入ったりということはなかったのか、どういう経緯で戻られたのか、もう少し詳しく教えていただけませんか。

知事
 厚生労働省から聞いておりますのは、今日車で、成田から岐阜の方に戻られたと聞いております。私どもとしては戻られたところを直ちにアプローチして、ご理解をいただいて宿泊療養施設に移動していただいたということです。

記者
 自宅から宿泊療養施設に入られたということでよろしいでしょうか。

知事
 自宅でコンタクトさせていただきました。

記者
 二人目の例ですが、検査では2回陰性が出ているということでよろしいでしょうか。

知事
 入国時と検疫待機施設を退所したときの検査、いずれも陰性ということでございます。

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