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岐阜県では、SDGsの達成に向けた取組みを行っている事業者の登録制度を創設し、このたび第1回登録事業者として210者を決定しました。
「ぎふSDGs推進パートナー登録制度」は、「環境」「社会」「経済」の3つの面でSDGs達成に向けて重点的な取組みを行っている県内の事業者を登録し、「見える化」する制度です。
11月9日、県庁で行った授与式では、登録事業者の代表に、古田知事から登録証を手渡しました。
古田知事は、「(2020年に)『SDGs未来都市』に選定され、この春第2期計画に着手したところです。引き続き、みなさんとともに力強くSDGsを進めていきたい。」と話しました。
基調講演では、慶應義塾大学大学院の蟹江教授が登壇し、「SDGsというツールを用いて、様々な角度からモノを見ることで多様なチャンスをつかむことにつながる。ぜひ、SDGsを力にして、この中から世界をリードしていく方が何人も出てくるのを期待している。」と話しました。
また、SDGs取組事例の発表が行われ、坪井自動車鈑金有限会社の坪井代表取締役と、東海学院大学管理栄養学科の学生が登壇しました。
坪井氏は、ニーズに応じたマイカーの福祉車両への改造を通じて、「誰一人取り残されない」取組みを行うことが、社員の働きがいにつながっていると紹介しました。
東海学院大学の学生は、規格外野菜を用いたアフタヌーンティーが好評で、食品ロス削減について考え行動するきっかけになっていると成果を紹介しました。
このほか、県庁20階の清流ロビーでは、SDGsパネル展を11月15日まで行っているほか、11日までの4日間、県庁舎を17色のSDGsカラーにライトアップしました。
(担当:SDGs推進課)