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7月に開催された、第70回NHK杯全国高校放送コンテストの朗読部門で優勝した、県立岐阜北高校の古田桃香(ふるた ももか)さんが、8月7日、県庁を訪れました。
古田さんが出場した朗読部門は、指定された作品や当日配布される課題文を朗読して、発声やイントネーション、テンポなどの技術を競います。
岐阜北高校2年で放送部の古田さんは、生まれつき視力が弱く、登下校には白杖を使っていますが、原稿を暗記することでハンデを克服し、出場した5,056名の頂点に輝きました。
古田さんは、大森副知事に、コンテスト課題作品の朗読を披露しました。
大森副知事は、「日本一の朗読を間近に聞かせていただきました。情景が目に浮かびます。」と称賛しました。
インタビューで古田さんは、「決勝の朗読は、自分でも納得のいくものができて、達成感も感じていたので、実ってよかったです。一つ一つの大会で話す時間を大切にして、後悔のないように一生懸命練習していきたいと思っています。」と抱負を語りました。
(担当:文化伝承課)