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全国和牛能力共進会が9年後の令和14年に岐阜県で開催されることが決まり、6月20日、大会関係者が県庁を訪れ、古田知事に報告しました。
5年に1度開かれるこの大会は全国から約500頭の牛が集結し、牛の改良の成果や肉質などを競う品評会です。
県庁を訪れた全国和牛登録協会の向井会長理事は、第14回大会の岐阜県開催決定を報告し、「大会を飛騨牛が世界にさらに羽ばたくきっかけにしてください」と激励しました。
これに対し、古田知事は「9年後の大会開催は、若い農家に目標にしてもらうにいいタイミングです。」と期待を寄せました。
全国和牛能力共進会が、岐阜県で開催されるのは、平成14年の第8回大会以来30年ぶりとなります。
県では、4年後の北海道大会に向けて飛騨牛らしい肉質や脂質の改良を進め、9年後の岐阜県大会を見据えて担い手の育成などにも取り組むことにしています。
(担当:畜産振興課)