本文
海外デザイナーと連携して制作した日本刀「本関刀」を期間限定展示
県庁1階の展示施設「GALLERY GIFU」で、海外デザイナーとの連携事業により制作した日本刀の展示が始まりました。
展示しているのは、スイスの著名なデザイナーで建築家のパトリック・レイモン氏が共同代表を務めるアトリエ・オイ社と連携して、関市の刃物メーカー長谷川刃物(株)が開発した日本刀「本関刀」です。刀身は関市の第二十六代刀匠・藤原兼房氏の制作で、美濃の山々が連なる様子を表現した長い剣先が特長です。
アトリエ・オイ社がデザインしてスイスの宝飾職人が制作した拵（こしらえ）には牛革が使われ、らせん状に巻きつけられた純金のワイヤーは刀匠が受け継ぐ伝統が過去から現在、未来へと引き継がれていくことを表しています。
本関刀の開発プロデューサーを務めた長谷川尚彦社長は、「拵のゴージャスさや新しさと、日本刀の伝統的な美しさの両方を感じ取ってほしい」と見どころを話していました。
このほかGALLERY GIFUでは、県内の伝統工芸品や地場産品を展示しています。
本関刀の展示は、6月23日まで、岐阜県庁1階のGALLERY GIFUで行われています。入場は無料です。
（担当：広報課）
Copyright © GIFU Prefecture. All Rights Reserved.