令和3年第5回岐阜県議会定例会の概要を掲載しました

令和3年第5回岐阜県議会定例会概要

　定例会初日（9月16日）、知事から提出された議案は、新型コロナウイルスへの追加対策、経済支援・生活支援、コロナ後を見据えた新たな取組みの推進、先月の大雨に伴う災害の復旧などを内容とする、総額606億円余の増額を求める一般会計補正予算案など予算及び決算関係16件、条例関係3件、契約その他の案件20件の計39件でした。

　9月29日、30日及び10月1日に、一般質問・質疑が行われ、県政全般にわたり知事や関係部局長等の考えを質しました。

質問に立った議員は次の皆さんです。

【9月29日】

山本勝敏（やまもとかつとし、自民）、林幸広（はやしゆきひろ、県民）、伊藤秀光（いとうひでみつ、自民）、平野恭子（ひらのきょうこ、無所属）

【9月30日】

澄川寿之（すみかわひさゆき、公明）、小川恒雄（おがわつねお、自民）、恩田佳幸（おんだよしゆき、自民）、藤墳守（ふじつかまもる、自民）、森益基（もりますき、自民）、渡辺嘉山（わたなべかざん、県民）、布俣正也（ぬのまたまさや、自民）、小川祐輝（おがわゆうき、自民）、森治久（もりはるひさ、無所属）

【10月1日】

野島征夫(のじまいくお、自民）、所竜也（ところたつや、自民）、川上哲也（かわかみてつや、無所属）、加藤大博（かとうともひろ、自民）、中川裕子（なかがわゆうこ、共産）、平野祐也（ひらのゆうや、自民）、伊藤英生（いとうひでお、県民）、岩井豊太郎（いわいとよたろう、自民）

　10月1日には、議員から提出された「決算特別委員会の設置について」1件が可決され、決算の認定については、引き続き審査されることになりました。

　定例会最終日（10月7日）には、10月1日に継続審査とされた決算の認定及び「令和2年度岐阜県流域下水道事業の未処分利益剰余金の処分について」、「令和2年度岐阜県水道事業の未処分利益剰余金の処分について」、「令和2年度岐阜県工業用水道事業の未処分利益剰余金の処分について」を除く知事から提出された議案22件が原案どおり可決されたほか、最終日に知事から追加提出された人事案件1件が同意されました。

　また、議員から提出された「新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金の充実強化を求める意見書について」など意見書3件がいずれも可決されました。

　請願については、「私立高等学校に対する県費補助金の増額等についての請願」が採択、「コロナ禍のもと、公立学校・幼稚園・保育所での社会的検査の拡充を求めます」が不採択となりました。