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クリエイティブキャンプ2019開催報告

令和元年10月19日(土)、11月2日(土)及び12月15日(日)に、ソフトピアジャパンで開催した「クリエイティブキャンプ2019」。台風19号接近により、急遽、日程を変更して行われました。

このクリエイティブキャンプは、次世代の高度IT人材育成を目的に、新製品や新サービスの創出過程であるアイデア出し・企画からデザイン・開発に至るまでのプロセスを、講師のサポートを受けながら、高校生が自ら行うイベントです。

今年度は県内各地から6高等学校等が参加し、約2ヶ月間で新製品・新サービスに繋がる作品を制作しました。

 

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【参加者】県内6高等学校24名(参加申込時)

 岐阜県立岐南工業高等学校、岐阜県立岐阜工業高等学校、

 岐阜県立岐阜総合学園高等学校、岐阜県立岐阜各務野高等学校、

 関市立関商工高等学校、岐阜工業高等専門学校

 

【講師企業】株式会社Kore-nani

 

10月19日・11月2日キャンプ

<準備>

おはようございます!

台風19号の接近により、1日目を10月19日、2日目を11月2日に開催することとなったクリエイティブキャンプ。

日程の変更により完成までのスケジュールがタイトになってしまいましたが、どんなアイデアや作品が飛び出すのか、楽しみです。

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<集合・オリエンテーション>

3名が欠席という連絡もあり受付していくと、急遽、岐阜工業高校の生徒2名を、見学でよいので参加させてほしいとのこと。見学なんて言わずに、せっかくですから一緒に参加してください!というわけで、本日は総勢23名の高校生が集合。オリエンテーション開始!!

今年は、初参加の1校を含め6校6チームの26名(24名+ 2名)が、12月までの2ヶ月で作品を制作します。

 

高校名 チーム名 参加生徒数
岐阜県立岐南工業高等学校 TEAM GINAN 4名
岐阜県立岐阜工業高等学校 電気研究部 4名+2名
岐阜県立岐阜総合学園高等学校 岐阜総合マルチ部 5名
岐阜県立岐阜各務野高等学校 にたまご 3名
関市立関商工高等学校 関商工電子機械部 4名
独立行政法人国立高等専門学校機構岐阜工業高等専門学校 モトス 4名

 

レジメに沿ってスケジュール・会場案内、注意事項などを説明後、講師の紹介をし、オリエンテーションは無事終了。

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<記念写真>

引き続き、キャンプ恒例の記念写真。これから2か月間、よき友、よきライバルとして、クリエイティブキャンプを楽しんでください。

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<研修>

記念写真のあとは、会場を移動し、いよいよ研修が始まります。

講師の自己紹介に続き、“CREATIVE”な作品を作るための心構え、“IoT”の概要説明、SONYMESHの使い方、AIスピーカー、micro:bitの利用方法などを学んでいきます。1

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「習うより慣れよ!」で早速MESHの実習。

初めて触る生徒、既に学校で習っている生徒もいますが、皆、楽しんでいます。

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AIスピーカ(GoogleHomeMini)のできることの説明で研修は終了です。

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アイデアソン

昼食後は、参加者全員によるアイデアソンです。他校の生徒とチームを組み、アイデア出しを行います。

「アイデアソン」の説明後、お互いに自己紹介・・・・・・。皆、積極的に他校の生徒に声をかけていきます。

さあ、今近くにいる人がチームメンバーです!!

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新たなチーム内での初めてのワーク。与えられたA4の白紙に、できるだけ大きな“円”を描くワーク。各チーム工夫して大きな円を描きます。

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これからが、本格的なアイデア出し。

問題点を中心に、全体と部分と関係性で気付く!ひらめく!「マンダラチャート」で作りたい物のアイデアを明確にしていきます。

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「マンダラチャート」を見ながら、どんな機能をどう使いたいかなどを書き出して作品イメージを固めます。

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チーム内で自分のアイデアを説明し、意見をもらい参加者全員によるアイデアソンは終了です。

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本来の学校別チームに戻り、先ほどのアイデアを参考に、各校で今回制作する作品を決めていきます。

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<(仮)アイデア発表>               

最後に、発表の練習も兼ねて、現時点でのアイデアを各チームから発表。

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2週間後に再集合。それまでに、アイデアを詰めてきて下さい。

 

<高校別開発作業・個別指導>

2週間後のキャンプ2日目。

今日は、各校に1名講師がつき、前回検討した作品アイデアの精査や制作に必要な開発技術を学びます。15:30からは中間発表として、12月の成果発表会までに制作する作品内容を発表します。

まずは、出席確認。台風19号の接近により日程が変更になった為、残念ながら岐南工業高校は出席できませんが、後日、メイン講師と担当講師が学校訪問してフォローしていただけることになっています。岐阜工業専門学校が1名減の3名、岐阜総合学園高校が1名減の4名。本日の総勢は20名でキャンプ2日目スタート。

 

今日の予定を発表後、各校の講師を紹介。早速それぞれの講師と、制作に向けてアイデア精査や技術的内容の検討を進めています。

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中間発表会まで残り1時間。講師から発表方法やプレゼン資料の作り方などを学び、制作に向けての計画も着々と進んでいます。頑張れ!!

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<中間発表会>

2日間にわたって開催したキャンプの成果である中間発表会を迎えました。さて、今年はどんなアイデアが飛び出すのか・・・・・・いざ、発表です!!

             

「タグハンガー」岐阜工業高等専門学校(モトス)

洗濯物が乾いたことをスマホなどに通知して教えてくれる装置。

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「快適寝起きシステム(仮)」岐阜総合高校(岐阜総合マルチ部)

朝、自分で快適に起きられる仕組み。

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「スマホで安眠サポート」岐阜工業高校(電気研究部)

睡眠に関するデータを解析して、安眠をサポートするシステム。

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「波下島男(はげしまお)」岐阜各務野高校(にたまご)

話し相手として、落ち込んだときには励ましてくれるシステム。

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「太陽光でNEMUKEをとばせ!」関商工高校(関商工電子機械部)

太陽光で心地よく起きるため、太陽光を感知したらカーテンが自動で開くシステム。

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※岐南工業高校は学校行事の都合で欠席

 

どのチームも高校生ならではの発想で、非常に面白いアイデアばかりでした。

メイン講師の中村さんから、それぞれのチームへ、アドバイスや気を付けることなどのアドバイスを受けました。

今後は、進捗状況の確認と指導のため、講師が各学校を訪問する予定です。

約2か月後の12月15日の成果発表会に、どんな作品となって姿を現わすのか非常に楽しみです。

成果発表会、乞うご期待!!

 

12月15日成果発表会

10月19日、11月2日に実施したキャンプで各チームが考案したアイデアを実現するため、約2ヶ月間、各学校で開発を続けてきました。そして、本日はその2か月間の成果発表会です。

13時00分からの各チームの展示・実演会場準備を予定していましたが、「午前中から準備に行ってもいいですか?」と問い合わせがあるなど、やる気満々の様子がうかがえます。

この日はちょうどソフトピアジャパン周辺で「おおがきマラソン」が開催され、あちらこちらで交通規制が行われており、早めのAM10時30分に会場に到着。会場の準備を始めると、すぐに高校生がやってきました。

その後も次々に生徒たちが到着!と同時に早速展示に取り掛かります。

昼食をささっと済ませて準備をする高校生。プロジェクターを使ってプレゼンの練習をする生徒もいました。

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13時00分、受付を開始!といいつつ、既に参加者全員が揃っているのが確認できています。本日は欠席なしのフルメンバー。総勢26名で成果発表会スタート。

<展示・実演>

まずは、制作した作品の展示・実演。メッセと会議室内に割り振られた各ブースで、来場者に作品を説明します。

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<発表会>

その後は、発表会。各チーム3分以内でプレゼンできるようしっかり資料を作成し、練習してきた模様です。しかし発表前に「緊張する!」とそわそわする生徒もいました。

実際に使ってみた様子を動画で紹介したり、使い方をお芝居にして動画を撮ったり、それぞれ工夫をこらした発表。

また、情報科学芸術大学院大学の吉田教授、公益財団法人ソフトピアジャパンの松島理事長に、それぞれの作品に対して、良かった点や改良点などコメントをいただきました。

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【各チームが制作した作品】

各チームが制作した作品を発表順に紹介します。

<中間発表会>の作品内容を着実に作り上げたチームあり、さらにバージョンアップしたチームあり。また、全く違う作品に変更したチームもありました。

※作品内容は、各チームから提出された作品概要を原文のまま掲載しました。

 

「スマホで安眠サポート」岐阜工業高校(電気研究部)

夜、寝る前にGoogleHomeに話しかけると安眠を誘うオルゴール調の曲が流れ、あなたの睡眠を心地よい空間にいざないます。そして、朝起きて話しかけると、どれだけ睡眠していたかが表示され、今までの睡眠の中で一番よく寝られた曲を教えてくれます。

これ1台あるだけで、日々のストレスを忘れ、心地よい睡眠空間を提供します。

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「太陽光でNEMUKEをとばせ!」関商工高校(関商工電子機械部)

太陽光で心地よく起きるため、太陽光を感知したらカーテンが自動で開くシステム。もう起きられない朝にはおさらば!

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「早起きルーティーン」岐阜総合高校(岐阜総合マルチ部)

目覚ましのアラームが鳴り、カーテンを開けるとアラームが止まり、GoogleHomeに「起きたよ」と話しかけると起床時間を記録。さらに話かけると温度と気温を通知してくれる。

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「波下島男(はげしまお)」岐阜各務野高校(にたまご)

辛い時、苦しい時、悲しい時などに話しかけると励ましの言葉をかけてくれる心強い友人。ちょっとした悩みや、応援してほしい時、疲れている時、ちょっぴり人に話を聞いてほしい時に相手をしてくれます。

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「人見知り改良計画」岐南工業高校(TEAMGINAN)

センサーが人を感知して、GoogleHomeMiniが「天気」などの話題をふり、会話が始まる仕組み。話題はプログラムによって幅広く対応できる。

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「安心薬箱」岐阜工業高等専門学校(モトス)※作品変更

薬の飲み忘れを防ぐために、薬を飲む時間、種類を本人へ知らせてくれる。また、薬を飲んだかを第三者へ知らせてくれる。

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<総評・写真撮影>

最後に、情報科学芸術大学院大学の吉田教授、公益財団法人ソフトピアジャパンの松島理事長から総評。

吉田教授からは、今回制作した作品を自分で実際に利用し、課題・問題点を改善していって欲しい。と、今後の活躍を期待するコメントをいただきました。

松島理事長からは、皆さんは明らかにすごいことをやっている。だから自信を持って、自分で考え、行動し、体験することが重要である。と、示唆に富んだコメントをいただきました。

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そして、恒例の集合写真撮影。

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これで、キャンプは終了です。

参加した高校生たちが、今回の経験を活かし、高度IT人材として大きく羽ばたいていくことを期待しています。

また、2か月間生徒をサポートしていただきました先生・講師をはじめ、関係者の皆さまありがとうございました。

皆さまのおかげで今年も無事クリエイティブキャンプを終えることができました。


<開催協力>

・岐阜県高等学校教育研究会情報部会・工業部会

・情報科学芸術大学院大学(IAMAS)

<講師企業>

・株式会社Kore-nani.

<運営>

・主催:公益財団法人ソフトピアジャパン

・共催:岐阜県ITものづくり推進ラボ

・後援:岐阜県教育委員会