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岐阜の宝もの

全国に通用する、ふるさとの誇りとなる地域資源を「岐阜の宝もの」として認定しています。

東美濃の山城(恵那市、中津川市、可児市)【平成29年度認定】

東美濃の山城(岩村城跡、美濃金山城跡、苗木城跡)

特徴

「岩村城跡と岩村城下町」、「苗木城跡」、「美濃金山城跡」の3つの城を「東美濃の山城」として一体的に岐阜の宝ものに認定しています。これら3城は、県下を代表する山城であるとともに、日本100名城・続100名城に選定されており、語り継がれる歴史や伝説、豊かな自然など多くの魅力がつまっています。

認定理由

  1. 岩村城跡と岩村城下町は、平成23年度に「明日の宝もの」に認定され、景観の整備や受け入れ体制の強化が図られた結果、入込客数が増加している。
  2. 「岩村城跡」、「苗木城跡」、「美濃金山城跡」は、(公財)日本城郭協会が定めた日本100名城・続日本100名城に選ばれるなど、史跡として高い評価を受けている。
  3. 3つの山城は、一時期、織田家家臣の森氏が支配するなど歴史的な関係が深く、地域の方々が中心となり、城跡の保全活動やガイドツアーの実施など様々な取り組みが行われており、3つの山城が連携した取組みも始められている。
  4. 3つの山城を「東美濃の山城」として一体的に認定することにより、連携が促進され、「中山道」や「地歌舞伎」とともに、東美濃エリアの新たな観光資源の核となることが期待される。

関連サイト

東美濃の山城特集ページ<外部リンク>

中山道ぎふ17宿(中津川市・恵那市・瑞浪市・御嵩町・可児市・美濃加茂市・坂祝町・各務原市・岐阜市・瑞穂市・神戸町・大垣市・垂井町・関ケ原町)【平成24年度認定】

中山道

特徴

岐阜県内を東西に横断する中山道と17の宿場には、往時の景観を色濃く残す町並みや、市街地として発展しながらも中山道の面影を残す宿場などがあり、その土地の歴史や文化、隠れた魅力を発見しながら歩いて旅することができます。

認定理由

  1. 宿場ごとに地域の住民が中心となって、貴重な景観を残す取り組みや、まつりの開催、ボランティアガイドの活用、歴史や文化の掘り起こしとともに、発掘された資源を活用した散策コースの設定など、中山道及び周辺の観光資源を含めた新たな観光商品の開発、受け入れ態勢の強化が図られている。
  2. 関ケ原宿と垂井宿、御嶽宿と伏見宿など、隣接する宿場同士の協働によるウォーキング事業の実施や、中山道と東濃地方の地歌舞伎を繋げた新たな観光ツアーの誕生など、より広域的な連携が促進されている。
  3. 沿線自治体が中心となった「美濃中山道連合」による中山道の歴史的な役割や価値の一体的なPRに加え、平成20年度からは統一デザインによる中山道案内標識の設置が推進されている。更には、平成24年度から中山道の各宿場の連携を促す研修会の実施や県内17宿を繋ぐイベントの開催が進められており、今後さらに沿道周辺の観光資源を含む一体的な事業が展開されれば、県内での宿泊滞在型観光を牽引することが期待されるため、「じまんの原石」に選定されていなかった「今須宿」「関ケ原宿」「神戸町沿道」を加えた県内中山道全エリアを認定することで広域的な観光エリアが構築できる。

関連サイト

岐阜県十七宿美濃中山道散策ガイド<外部リンク>
中山道ぎふ17宿歩き旅<外部リンク>

天生県立自然公園と三湿原回廊(飛騨市・白川村)【平成23年度認定】

天生湿原

特徴

天生県立自然公園には変化に富んだ雄大で懐深い自然が残り、ミズバショウやニッコウキスゲが咲き誇る湿原と、ブナやカツラの大木が林立する原生林があります。また、飛騨市内にはそれぞれに特徴ある異なった植生を持つ3つの湿原があり、魅力あるエコツーリズムのフィールドとして回遊することができます。

認定理由

  1. 小坂の滝めぐり、五色ヶ原の森に匹敵するほどの豊かな自然が人々に感動を与えられるエリアである。
  2. 地域には、自然を愛し、飛騨の伝統文化を後世に継承しようとするガイドやサポーター組織が行政と連携し、ガイドツアーや環境整備を継続的に実施していく体制が確立されている。
  3. 季節により表情を変える豊かな森や湿原は何度も訪れる楽しさに満ちあふれ、宿泊を伴う体験型プログラム、環境学習プログラムを数多く提供できる可能性がある。
  4. 39年ぶりに復活させた天生峠を通る路線バスの運行を地域の努力で今後も継続させることで、アクセス道の渋滞緩和による排気ガス削減と、宿泊施設や周辺観光地への回遊性を高めることで宿泊客の誘客を図ることができる。

関連サイト

北飛騨の森を歩こう!岐阜県北飛騨の森と出会う<外部リンク>

乗鞍山麓五色ヶ原の森(高山市)【平成21年度認定】

五色ヶ原布引滝

特徴

広大な森林地帯が、自然環境保全を大前提としながら大自然のすばらしさを体感できるエリアとして活用されており、エコツアーの先進事例となっています。

認定理由

  1. 「日本最後の中間山地地帯の貴重な自然景観」とも賞される広大な森林地帯には、乗鞍岳を源とする多くの渓流と滝、池、湿原、さらには多種多様な動植物が生息しており、食や事前講習などの各種体験プログラムなどを充実させることで、「自然にやさしい」「からだにやさしい」「こころにやさしい」岐阜県らしい新しい旅(ぎふウェルネス・ツーリズム)を提供することができる。
  2. 高山市による施設整備やガイドツアーを継続的に実施していく体制が確立されている。
  3. 季節により表情を変える2つのコースは何度も訪れる楽しさに満ちたコース設定であり、宿泊を伴う体験型プログラム、環境学習プログラムを数多く提供できる可能性がある。
  4. 本格的な自然体験型の資源でありながら、比較的交通の便が良く、「高山」や「奥飛騨温泉郷」はもちろんのこと、「小坂の滝めぐり」や「天生県立自然公園と三湿原回廊」などとの連携により、飛騨地域の自然をまるごと体験するためのハブとしてさらに磨きをかけることができる。

関連サイト

乗鞍山麓五色ヶ原の森<外部リンク>

東濃地方の地歌舞伎と芝居小屋(恵那市・中津川市・瑞浪市)【平成21年度認定】

子ども歌舞伎の様子

特徴

全国に25施設ある劇場型木造建造物のうち6施設が東濃地方にあり、地域をあげて、大歌舞伎で見られなくなった演目や特有の振り付けの保存に取り組んでいます。

認定理由

  1. 「かぶく(傾く)」、歌舞伎の語源とも言われるこの言葉どおり、約300年にも及ぶ東濃地方の地歌舞伎の歴史は、"ただものではない"地域の人々の情熱と努力により現代に受け継がれてきており、観客を魅了する舞台や芝居小屋は、建築、民俗、芸能など多方面な視点からの観光客をも引き付ける魅力を持っている。
  2. 県内では、全国最多の29の歌舞伎保存会が活動しており、うち半数以上が東濃地方に集中している。これらの保存会がこれまでの歌舞伎の保存継承から観光に目を向けたことにより、地歌舞伎公演だけでなく、地歌舞伎を構成する要素(役者、台詞、所作、衣装、大道具、小道具、義太夫、芝居小屋、観劇マナー等)を体験型プログラムとして提供することができ、観光客に「もっと知りたい、もっと感動したい」と思わせる新しいタイプの観光資源となる可能性がある。
  3. 芝居小屋は三市に点在しており、自動車での移動が必要となるが、芝居小屋が建つロケーションは素晴らしく、また、東濃地方に多くの地歌舞伎が残される重要な要素となった中山道や幕府直轄地(天領)としての資源が随所に残されており、道中の観光資源と結びつけることにより、小屋を巡る楽しみが増すことになる。

関連サイト

地歌舞伎【JIKABUKI】江戸の庶民の粋を楽しむ岐阜の旅<外部リンク>

小坂の滝めぐり(下呂市小坂町)【平成20年度認定】

小坂三ツ滝

特徴

日本一滝の多い町である下呂市小坂町。豊富な雨量と落差の大きい渓流と森林からなり、そのため5m以上の滝が200ヶ所余りあります。中でも日本の滝百選の一つ「根尾の滝」をはじめ、濁河原生林遊歩道、天保の大ヒノキ等すばらしい自然環境がたくさんあります。「NPO法人飛騨小坂200滝」では、初心者から上級者まで楽しむことができる秘境滝めぐりガイドを行っています。

認定理由

  1. 圧倒的な自然を体感できる資源であること。
  2. 比較的交通の便がよく「下呂温泉」や「龍の瞳」など、周辺の観光資源と結びつけることで、さらに磨きをかけることができること。
  3. 滝の数が日本屈指であり、「清流ぎふ」のイメージを発信することができること。
  4. NPOによる環境整備やガイドツアーを実施していく体制が確立されており、初級、中級、上級へとステップアップしていく楽しさや、宿泊付きの滝めぐり講習など、体験型プログラムを数多く提供できる可能性があること。

関連サイト

小坂の滝めぐりバナー小坂滝めぐり・まちづくり協議会サイト(小坂スタイル・外部サイト)<外部リンク>

<外部リンク>