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オオキンケイギクにご注意ください
オオキンケイギクは「特定外来生物」です
オオキンケイギクは近年、急速に広がりを見せており、在来の植物をおびやかしています。
道路沿いに自生するオオキンケイギク
オオキンケイギクの花弁
「オオキンケイギク」とは?
5月から7月頃にかけて、直径5cmから7cmの橙黄色の花をつけます。県内の道端や川原などでよく見かけます。オオキンケイギクは、日本の生態系に重大な影響を及ぼす恐れがある植物として、外来生物法により「特定外来生物」に指定され、栽培、運搬、販売、野外に放つことが禁止されています。
自宅に生えてきたらどうすればいいの?
根から引き抜き、その場で拡げないように2,3日放置して枯死させた後、ビニール袋などに密閉して、燃えるゴミとして処理しましょう。
自治体や団体活動で大量に処分したい。
種子がない時期に刈り取り、花や茎だけを移動するときは、規制はかかりません。
また、根を引き抜いて枯死させた状態でも移動はできますが、拡散防止のため、ビニール袋に密封することをお勧めします。
生きたまま種子や根を移動させることは、特定外来生物の防除確認・認定を受ける必要がありますので、中部地方環境事務所へお問い合わせください。
中部地方環境事務所野生生物課
電話番号:052-955-2139
〒460-0001名古屋市中区三の丸2-5-2
オオキンケイギク以外で問題になっている植物はあるの?
オオハンゴンソウ、オオカワラヂシャ、アレチウリ、オオフサモなどの特定外来生物が、県内に生息を広げています。
畑地や河川敷に自生するオオハンゴンソウ(下呂市提供)
7月から10月にかけて、道端、畑地、堤防などで咲き、周辺の在来植物の生息場所を奪ってしまいます。
荒地や原野に自生するアレチウリ(環境省ホームページ)
荒野や河川敷に自生し、周辺の在来植物の生息場所を奪ってしまいます。
県内の市町村での取り組み
下呂市では、特定外来生物(植物)の目撃情報を募集しています。(下呂市環境部環境課)
ホーム|下呂市公式ホームページ<外部リンク>
本巣市では、防除方法の情報提供を行っています。(本巣市生活環境課)
http://www.city.motosu.lg.jp/life/kankyou/tokuteigairaiseibutu/tokuteigairaiseibutu.html<外部リンク>
啓発資料
リンク
外来生物法について詳しくお知りになりたい方は、環境省のホームページをご覧ください。
生態系被害防止外来種ピックアップ|日本の外来種対策|外来生物法<外部リンク>