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廿原のカキ
廿原のカキ[つづはらのかき]
分類 | 天然記念物 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 多治見市 |
所有者 | 個人所有 |
指定年月日 | 昭和34年7月23日 |
廿原町は多治見市役所の南西6kmのところに位置し小高い山に囲まれている集落である。カキは道路に面した日当たりのよい小高い畑の一隅にある。
目通り幹周囲2.3m、樹高9m、枝張り東西・南北それぞれ11.3mで、幹は地上1.8mのところで6つの枝に分かれている。
この木は、この地方では「ヒラクリ」といわれている。カキの実の高さ3cm、横幅4.5cmで種子の長径1.5cm、短径1.0cmである。富有ガキを小さくした形である。樹勢は旺盛で県下に稀なカキの巨樹である。