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プール資金問題について(0724)

 平成18年7月24日

 岐阜県職員組合が管理する金融機関口座に集約された、いわゆるプール資金の問題につきましては、これまで、原副知事をリーダーとした内部の資金調査チームにより、鋭意調査を進めてきているところですが、さらに客観的かつ公正・公平な外部の第三者の立場から、検証・調査・提言を頂くため、7月24日付けで、プール資金問題検討委員会を設置いたしました。
検討委員会では、

  • 資金調査チームが行ってきた調査の方法、内容等についての逐次の検証。
  • プール資金及びその原因となった不適正経理について、実態の解明を行うために必要な独自の調査。
  • 県に対する、本問題への対処のあり方及び再発防止のための提言。

を担っていただくこととしています。
 お預かりした税金を県政のために活かして使っていくという本来の目的からすると、あってはならない由々しき問題だと認識し、大変申し訳ない気持ちでいっぱいであります。
この問題は、県政にとりまして、大変に深刻な問題であると受け止めており、早急に事態の全容を解明し、皆さまに明らかにしたうえで、責任の所在の明確化、再発防止策の確立と徹底をしてまいりたいと考えております。
今回の事態により失いました県政に対する県民の皆様の信頼を回復するため、職員一丸となって誠心誠意努めてまいりますので、どうかご理解を賜りたいと思います。

 岐阜県知事古田肇