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松倉城跡[まつくらじょうあと]
| 分類 | 史跡 |
|---|---|
| 指定別 | 国 |
| 所在地 | 高山市松倉町城山他 |
| 所有者 | 高山市他 |
| 指定年月日 | 令和7年3月10日 |

飛騨地方南部を支配した三木氏の城で、豊臣秀吉の命を受けた金森氏が侵攻し、その後破城が行われたとされている。本丸・二ノ丸・三ノ丸の城中枢部を総石垣造りとしており、本丸の中心部には穴蔵状に石垣が囲む。発掘調査によって、本丸内部の構造や二ノ丸に礎石を伴う建物が存在したことなどが明らかになった。埋門や出枡形虎口の破城の状況などを確認し、城郭の構造や土の城から石の城、破城へと城の変遷を知る上で重要な遺跡である。

