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木造釈迦如来坐像[もくぞうしゃかにょらいざぞう](舎衛寺)

分類 重要文化財
指定別
所在地 岐阜市城田寺
所有者 舎衛寺
指定年月日 昭和56年5月19日

木造釈迦如来坐像

  • 榧材一木造彫眼漆箔
  • 像高:129.0cm台座の高さ:26.5cm

 右手を施無畏印[せむいいん]、左手を与願印[よがんいん]に結び右足を外にして結跏趺坐[けっかふざ]している。榧材[かやざい]の一木造で、力強い肩張りや漆張り等の堂々たる体躯は像高129.0cmの像にもかかわらず巨像の感を呈している。
肉髻朱[にくけいしゅ]、白毫相[びゃくごうそう]が見られないのは、後補の漆箔によって被いかくされた可能性がある。
頭躰部のほとんどを一材から彫出し、わずかに右腕部を矧ぎ足している。また、脚部は腹前で横木を矧ぎ付ける。像内は背面より内刳[うちぐり]を行い、背板を矧ぎ付ける。頭部は螺髪[らほつ]を浅く刻み、肉髻朱を低く表現している。彫眼の目は切れ長にし、瞼に広くゆったりと張りをもたせ、あどけない表情に仕上げている。
衣文[えもん]は浅く翻波[ほんぱ]様の名残が見られる。膝部を大きく張り出し、その上にわりと肩張りの大きい充実した体躯を置くことにより、堂々とした姿となっている。
彫刻面に江戸期の修理時に行われた痕があり、やや尊容をそこねていたが、近時の修理で修整が加えられ、全体的にはそれほど彫刻性を失わず量感豊かな体躯と衣文の表現など、十分に藤原時代初期の仏像の特色を残している。