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中切古墳[なかぎりこふん]
| 分類 | 史跡 |
|---|---|
| 指定別 | 県 |
| 所在地 | 可児郡御嵩町 |
| 所有者 | 個人所有 |
| 指定年月日 | 昭和32年12月19日 |
中切古墳は、御嵩町の東部中切地区にある前方後円墳である。全長42m、後円部の直径28.5m、高さ4.7m、前方部の幅28m、前方部の高さは後円部よりわずかに低い。くびれ部の幅22.4m、墳丘には人頭大の大きさの葺石が敷かれている。後円部中央には、南に向かって開口した横穴式石室が遺存する。玄室の長さ7.3m、幅2.15m、高さ2.4mである。羨道の長さ3.3m、幅1.3m、高さ1.5mである。東側壁は、玄室の幅より55cm程減じた片袖式の形態となっている。前方後円墳に横穴式石室を内部主体とする数少ない古墳の一つである。
