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第1回ぎふスタートアップカフェを開催しました
講師に先輩経営者の有限会社トリガーデバイス取締役社長佐藤忠彦さん、現役岐阜大学生で社会の課題解決のためプロジェクトを実施する「らくたんしーた」運営加藤満基さん、「看たまノート」運営野村奈々子さんをお迎えし、創業からこれまでの歩みや起業に向けた取り組み、困難を乗り越えるために必要なこと等、自身の経験談を語っていただきました。
後半はフリートークの時間として、講師、参加者とで交流を実施しました。
メーカーのデザインタイプや試作機の制作を中心に、現在はスマートフォンアプリとその周辺のシステム開発を主に行っています。 経営のうえでは、経理処理や仕事の受注、雇用といった基礎的なことを着実にこなすことが必要です。とりわけ、仕事のスタートとなる見積もりは、仕事の価値を相手に伝えるものであり、経営判断を要する重要な段階です。 困難に直面した際は、時に仲間や先輩への相談や、情報収集により客観的な知見を取り入れることが必要です。 |
入学後に感じた「学習しにくい、欲しい情報が得にくい」という課題解決のため、オンライン上での学生支援プロジェクトを進行しています。 SNSをはじめさまざまなオンラインツールの連携で学生の課題解決を図る「らくたんしーた」により、学生生活や学習に役立つ情報を収集・発信するとともに、広報の場を提供して収益につなげることで、事業モデルを構築しています。 他大学メディア等、連携の輪を広げて自分のやりたいこと・できることを追求しています。 |
看護職のキャリア形成の限界を目の当たりにして、その社会課題の解決のため、医療系学生のキャリア支援プログラムを運営しています。 看護学生向けウェブメディア「看たまノート」では、看護職の方へのインタビュー記事や、インターンや研修学ぶ場の紹介等、資格を得た先のキャリアについて考えるきっかけとなる情報を発信しています。また、看護職の方へのインタビュー記事の作成やワークショップを行うキャリア支援プログラムの実施により、キャリアデザインの形成へつなげています。 看たまノートの広告収入だけでなく、キャリア支援プログラムを看護学校に提供することで対価を得るビジネスモデルを展開する予定です。 |
〇フリートーク
後半のフリートークでは、「当初の想定通りに進まなかったときどうしたか。」、「いま困っていること、悩み事」という事業を進めるからこそ直面する問題を挙げ、その場で経営者の目線からアドバイスが出ました。また、参加者からの「どんな未来を描いて起業したのか。」、「起業家同士どのように交流するのか。」という質問に講師それぞれの率直な思いや経験を語りました。
〇参加者の声
参加された方からは、「参考になるお話しを聞くことができて、有意義な時間になった。」、「自分もやってみたいという気持ちになった。」等の感想があり、情報収集や起業へのモチベーションに活用いただきました。