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障がい児者医療学寄附講座
障がい児者医療学寄附講座の設置
(1)設置期間
平成26年4月1日から平成29年3月31日(第1期)
平成29年4月1日から令和2年3月31日(第2期)
(2)寄付金額
毎年度2,500万円
(3)対象障がい
重症心身障がい、発達障がい
(4)担当教員
准教授、助教の2名体制
(5)寄附講座の教育・研究目的、内容
1 障がい児者医療に関する学生教育
ア.学部教育として、障がい児者医療学のカリキュラムを実施
イ.座学形式の講義等の他に、重症心身障がい、発達障がい医療を実践する医療機関等
における実習
2 障がい児者医療に関する専門研修体制の整備その他の医師の育成及び確保の推進
ア.障がい児者医療に関する専門研修プログラムの策定
イ.上記プログラムの運用及びプログラムに基づく研修の実施に関する指導、助言
3 臨床医師に対する障がい児者医療に関する研修
ア.小児病態学講座の医師が、一定期間臨床研修に従事する機会を設定
イ.在宅人工呼吸器や経管栄養の取り扱い等医療的ケアを学ぶための実技講習会の実施
ウ.発達障がいに対応できる医師の育成・確保や診療能力の向上を図るため、症例検討
などを行う研究会等の実施
4 障がい児者医療に関する研究
ア.小児・障がい児者の在宅支援を行う医療機関・福祉事業所等を把握する地域資源
調査
イ.医学教育、医療現場等におけるアンケート調査、ヒアリング調査
ウ.障がい児童者医療の現状分析や今後の課題等に関する研究
5 障がい児者医療の地域での推進
ア.重症心身障がい児者医療について
i)専門医師の診療活動を通じた診療技術や家族支援等の臨床研究
ii)病院間、病診間連携等に関する情報共有や地域連携パスに関する研究
iii)障がい児者医療に関わりのある医師等のネットワークづくり
(重症心身障がい児者医療ネットワーク協議会」等の開催)
イ.発達障がい児者医療について
i)専門医師の診療活動を通じた診断技術や家族支援等の臨床研究
ii)限られた医療資源の有効利用に関する方策の検討
6 障がい児者医療の普及啓発
岐阜県と連携し、医療・福祉・教育等の多職種や一般県民に対する研究会や
公開連続講座の開催