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表佐太鼓踊[おさたいこおどり]

分類 重要無形民俗文化財
指定別
所在地 不破郡垂井町表佐
技芸団体 表佐太鼓踊保存会
指定年月日

昭和33年7月16日

表佐太鼓踊

 表佐太鼓踊の構成は、露払い2人、案内役4人、音頭・端太鼓各1人、隅太鼓4人、側太鼓16人、鉦打8人、ざい振り22人、子供衆44人、音頭取大勢その他、世話役多数となっている。
踊りは各地区から一定時間に小学校運動場に順次行列を作ってくり込む。音頭取、太鼓と端太鼓を中心として四辺に隅太鼓、各ざい持に付き添われて位置すると、それを円形に囲んで子供衆が並ぶ。その外側を側太鼓16人が各ざい払い、鉦打ちを従えて取り囲む。音頭取の合図によって歌声がおこり、太鼓打ちが始まる。歌と踊りは築地から始まり笹の葉踊、金堀踊、貝吹踊と続き合間合間に囃子がある。
表佐太鼓踊は、関西地域に多く行われている太鼓の最も形式化したものであろう。その発祥は雨乞踊りにあることは、笹の踊りの歌詞に歌われている通りであり、五穀豊穣祈願の踊に端を発したことは疑いないであろう。はっきり現行のように型式化したのは徳川時代の末期からであろう。

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