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揖斐祭の芸やま[いびまつりのげいやま]
分類 | 重要有形民俗文化財 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 揖斐郡揖斐川町三輪 |
所有者 | 揖斐祭芸やま保存会 |
指定年月日 | 昭和43年3月27日 |
揖斐川町三輪の三輪神社は、大国主命を祭り、その祭礼の日は、もと4月の卯の日、のち新暦5月7・8日の両日と定められ、戦後は5月4・5日の両日に改められた。本楽の日(5日)には、神社から御輿三社の渡御があり、社前の広場で車山芸が披露される。車山芸は毎年当番町が決まっていて、その町内で4月に出演する男女小学生が選ばれて練習を始め、非番の町内は打囃子の練習をする。現在は、下記の5基である。
高砂車山(上町)、住吉車山(中町)、鳳凰車山(下町)、竜宮車山(上新町)、市車山(下新町)
この揖斐祭を飾る曳車山の起源は、この地に陣屋を置いて支配していた旗本岡田将藍善諧が、享保5年(1720)1月、幕府の御旗奉行に任命されたのを祝い、各町内が競って造り物をこしらえ、御輿の先へ渡したものと伝えられている。