本文
東陽英朝筆公案[とうようえいちょうひつこうあん]
分類 | 重要文化財 |
---|---|
指定別 | 県 |
所在地 | 各務原市那加新加納町 |
所有者 | 少林寺 |
指定年月日 | 昭和43年11月11日 |
東陽英朝は加茂郡和地の出身であり、妙心寺雪江和尚に参禅した。雪江和尚の門下が妙心寺4派を形成し、東洋英朝は4派中の聖沢派の流祖であり、永正2年(1505)8月に少林寺に没した。
英朝自筆による公案3冊は、小冊子で、濃茶の表紙に、各種の色糸で草花、鶴、亀が刺繍されている。袋綴、一面7行書で片仮名交り文で墨書されている。
第1冊目は、目次の次に公案が63則挙げられている。
第2冊目は、全冊と同様に目次と公案49則が収められている。
第3冊目は、100則の公案が収録されている。