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本文

鰐口[わにぐち]銘永享四年壬子歳卯月十五日

分類 重要文化財
指定別
所在地 山県市葛原
所有者 篠座神社
指定年月日 昭和53年2月14日

鰐口

 面径13.0cmの小さなものである。
銘文から、永享4年(1432)の制作であることがわかる。室町時代の作として、高山市国府町荒城神社の鰐口と作柄が酷似している。
銘文の中に、加賀国山代庄称寺とある。いかなる経路で、山県市の篠座神社に伝わったのかわからない。
篠座神社が、福井県大野市の篠座神社より勧請されたのは、大永2年(1522)のことである。越前の本社に寄進されていた鰐口が分祀の際、移動してきたかと推察される。