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明日の宝もの

他の観光資源との組み合わせや物語性を付加する取り組みが行われれば、「岐阜の宝もの」になると期待されるものを「明日の宝もの」として認定しました。

岐阜ローカル鉄道の旅[養老鉄道・明知鉄道・長良川鉄道・樽見鉄道]

養老鉄道

特徴

県内を走る4つのローカル鉄道「養老鉄道」「長良川鉄道」「明知鉄道」「樽見鉄道」の連携による魅力アップを期待して認定しました。

認定理由

  1. グルメ列車やイベント列車、サイクルトレインの運行、ご当地きっぷの販売やウォーキングイベントの開催など、各鉄道で工夫を凝らした取り組みが展開されており、それぞれが人気のアトラクションとして定着している。
  2. 「じまんの原石」に選定されていない樽見鉄道では、他の三鉄道と遜色ない取組が行われており、県内全てのローカル鉄道を一体的に認定することで、岐阜らしい新たなローカル鉄道の旅スタイルが確立されることを期待する。

美濃竹鼻まつり・ふじまつり(羽島市)

竹鼻まつり

特徴

「竹鼻まつり」(5月3日)には、絢爛豪華な山車が町を練り歩き、「ふじまつり」(4月下旬ー5月5日)では、樹齢300年以上の竹鼻別院の藤の花の薫りが楽しめます。

認定理由

  1. 絢爛豪華な13輌の山車は、全て県の重要文化財に指定されており、今後も大切に守り続けるべき歴史的遺産である。
  2. 少子高齢化による山車の曳き手不足が課題であったが、NPO法人が中心となった曳き手ボランティアの募集活動により外国人を含む市内在住・在勤者が多数参加。伝統を重視する「竹鼻まつり」に新しい風が注ぎ込まれるなど、伝統行事を風化させない取り組みが実施されている。

大垣水景物語[大垣の湧水・地下水、水まんじゅう、住吉燈台・船町港・赤坂港、木枡、名水わさび、水屋群などの風景と輪中文化](大垣市)

水景物語

特徴

大垣市内の清流にまつわる6つの資源、「大垣の湧水・地下水」「水まんじゅう」「住吉燈台・船町港・赤坂港」「木枡」「名水わさび」「水屋群などの風景と輪中文化」を一体的に認定しました。

認定理由

  1. 大垣市内にある「じまんの原石」の一つ一つは非常に魅力的な観光資源であり、JR東海とタイアップして実施する舟下りのイベントに併せた観光ルートの設定や、観光スポットを回る「ぐるりんバス」の運行、水まんじゅうの販売期間を拡大するなど、各資源を繋いで一体的にPRする取り組みが展開され始めている。

中津川の栗きんとん巡り(中津川市)

栗きんとん

特徴

中津川市が「栗きんとんの発祥の地」と言われており、平成18年12月には農水省が選出する「郷土料理百選」に選ばれています。

認定理由

  1. 中津川市内の人気和菓子店の栗きんとんを詰め合わせた「栗きんとんめぐり」の販売は、マスコミで大きく取り上げられるなど反響も大きく、協力する店舗数も当初の6店舗から14店舗に増加。現在は種類も「ささゆり」「風流」の2セットに増えるなど、「中津川の栗きんとん」が全国的にも認知されつつある。また、「栗きんとん巡り」として認定することで、恵那や八百津など、他の栗きんとんの産地を含めた幅広い展開が期待できる。

笠置山クライミングエリア(恵那市)

笠置山

特徴

クライマーや地元関係者の協働により、クライミングエリアの新たなメッカとして、地域全体で整備が進められており、新たな観光資源として大きな可能性を有しています。

認定理由

  1. 2009年のオープン以後、駐車場や林道、看板、トイレの整備などとともに、森林浴散策・クライミング見学コースの設置、ガイド本の発行、初心者向け講習会の開催、地元特産品を使用したお土産や弁当の開発など、ハード・ソフトともに充実を図る取り組みが展開されている。

種蔵(たねくら)「棚田と板倉の風景」と山里文化(飛騨市)

種蔵

特徴

飛騨市種蔵地区には、懐かしい日本の農村風景を感じさせる石積の棚田と板倉が点在し、郷愁を誘います。

認定理由

  1. 「全国かおり風景100選」に選ばれた棚田は、規模は小さいながらも精巧に施された石積みが美しく、周囲に点在する板倉を含めた景観は、まさに香りが感じられる日本の原風景であり、訪れた人にやすらぎを与える観光資源である。
  2. 地域住民を中心とした、田植えや稲刈り、集落の保全活動、体験イベントの実施など、飛騨の山里文化が伝承されている。

美濃白川四季彩街道(白川町)

四季彩街道

特徴

白川町内の国道41号は、食や文化、四季折々の風景を楽しめる日本風景街道の一つです。

認定理由

  1. 町を南北に貫く国道41号を単なる移動手段としての道から、道からの景色、町の文化、歴史や自然をも活かした地域づくりにつなげようと、「美濃白川の景観を守る会」を中心に年間20回以上の清掃・除草活動や、これまでバラバラのコンセプトで実施してきたイベントを「四季彩街道春の味覚・秋の味覚フェスタ」に統一して実施するなど、日本風景街道の正式認定を契機として様々な取組を展開している。
  2. 「美濃白川四季彩街道」というネーミングと、白川町における様々な活動がしっかりとリンクされれば、白川町を起点に、コンセプトである「スロードライブ・スローライフ・スローフード」をキーワードに下呂温泉や高山、中山道太田宿や八百津のおやつなどとの地域連携により線から面への観光エリアを作り上げることができる。

八百津のおやつ(八百津町)

八百津せんべいと和菓子

特徴

木曽川の水運と陸運を中継する最上流の港町として栄えたのが八百津です。自然の恵みを受けた地酒、醤油、味噌など多くの食品産業を生み出してきました。「八百津のおやつ」は、八百津町の二大地場産業である「せんべい」と「生菓子」の職人が現代に提案する新嗜好の商品です。

認定理由

「岐阜のお菓子、岐阜の和菓子」をもう一度作り上げ、そのお菓子と合う四季彩街道の白川茶とともに地元ならではの「おやつの原風景」を作り上げ、「味わいめぐり」「食べ比べ」をすることができます。

郡上鮎(郡上市)

郡上鮎

特徴

白山麓大日岳にその源を発し、奥美濃山地を流れ下る長良川は、全国でも数少ない自然環境に恵まれた河川です。郡上漁協管内の長良川水系で獲れた鮎は「郡上鮎」としてブランド化され、平成19年、河川魚としては初めて特許庁の「地域団体商標」に登録されました。

認定理由

鮎はまさに清流を「占う」魚です。鮎を守ってきた生活文化、歴史、伝統を、ひるがの高原の分水嶺に端を発する長良川水系として地域をつなぎ、学ぶエデュケーショナル・エコツアーが可能です。

川原町界隈(岐阜市)

川原町界隈

特徴

長良橋南詰の鵜飼観覧船のりばから西へ続く「湊町・玉井町・元浜町」の町並みが通称「川原町」。格子造りの町屋や蔵が残る古い町並みは、今も往時を偲ばせます。川原町には、「岐阜うちわ」や「和菓子」など昔ながらの魅力に加え町屋を利用したモダンな飲食店や雑貨店などが増えてきています。

認定理由

長良川水系をめぐるプラットホームとしての位置づけが可能です。この界隈をめぐることで、更に関、美濃、郡上へと足を運びたくなる「川の道」を地域連携により作り上げることができます。

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