本文
防災ヘリコプターの概要
岐阜県防災ヘリコプター~より一層の「安心」を確保するために~
岐阜県防災ヘリコプターについて
岐阜県では平成6年4月から「若鮎I」を、平成23年11月から「若鮎III」を配備し、複雑多様化するさまざまな消防防災業務に対し、 県下20消防本部と連携して空から迅速な対応を行っています。
防災ヘリコプターの運航目的
消防・救急救助業務や大規模災害時の応急対策の分野において、迅速な対応を可能とする航空機動力活用体制を整備し、県内消防機関との連携のもと、県下の消防防災体制の充実強化を図っています。
また、必要に応じ、他の都道府県との相互応援協力を実施しています。
また、必要に応じ、他の都道府県との相互応援協力を実施しています。
防災ヘリコプターの性能
若鮎I | 若鮎III | |
---|---|---|
|
川崎式BK117C−2 10名 13.0m 3.7m 770SHP×2基 2基 269km/h 246km/h 700km 3時間20分 最大1架 |
ベル式412−EP 15名 17.1m 4.6m 900SHP×2基 2基 259km/h 226km/h 656Km 3時間 最大3架 |
防災ヘリコプターでの活動内容
(1)救急活動
ドクターヘリ的運航(※)や交通不便地からの救急患者の搬送、緊急傷病者発生地への医師の搬送及び医療機材等の輸送、高度医療機関への重篤患者の搬送など
(2)救助活動
河川等での水難事故、山岳遭難事故、高層建築物火災等における救助及び陸上からの接近できない被災者の救出など
(3)火災防ぎょ活動
林野火災における空中消火活動、火災における情報収集・伝達・住民への避難誘導など
(4)災害応急対策
災害・大規模事故等の状況把握と応急対策指揮、孤立集落等への緊急物資・医薬品等の輸送及び応援要員・医師の搬送、住民への避難誘導及び警報等の伝達など
(5)災害予防活動
災害危険箇所の調査、各種防災訓練への参加、住民への災害予防広報
(6)訓練のための活動
防災業務を遂行するために必要な技術を習得するための訓練
(7)一般行政活動
県の一般行政での利用
※ドクターヘリ的運航とは
岐阜県では県民の救命効果の向上を図るため、防災ヘリコプターに医師を乗せて救急現場に向い、現場で重傷病者の救命措置を施したあと、病院まで搬送する業務です。この運航により、医療の地域格差是正に貢献しております。