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ココロマイマイ_20337
| ココロマイマイ | Satsumacardiostoma(Kobelt) | 準絶滅危惧 |
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| (環境省:絶滅危惧II類) | マイマイ目ニッポンマイマイ科 |
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| 選定理由 | 分布域の一部において生息条件が悪化しており、種の存続への圧迫が強まっていると判断される。 | |
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| 形態の特徴 | 殻の直径約14mmの陸産巻貝。殻は黄褐色で全体丸みを帯びた円すい形をしている。 | |
| 生息環境 | 山地帯のブナ林の倒木下などに生息する。 | |
| 生態 | 詳しい生態はよくわかっていないが、林床の落葉や倒木についているのが見られる。 | |
| 分布状況 | 主として近畿地方北東部に分布。県内では飛騨地方の清見村、美濃地方の藤橋村、板取村で確認記録がある。 | |
| 減少要因 | 生息環境であるブナ林などの減少。また、上記のカンムリレンズガイと同様に生息地が限定されており、貝類愛好家による過度の採集圧も減少要因となる。 | |
| 保全対策 | ブナなど自然性の高い落葉広葉樹林の保全。また、やむを得ず周辺の樹林を伐採しなければらない場合は、残存林分の林床が乾燥化しないよう林縁植生の早期回復を図ることに努め、可能な限り伐採箇所が極小となるような配慮も望まれる。 | |
| 特記事項 |



