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能面[のうめん](洲原神社)
能面[のうめん](小べし見・大べし見・悪尉[こべしみ・おおべしみ・あくじょう]
分類 | 重要文化財 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 美濃市須原 |
所有者 | 洲原神社 |
指定年月日 | 昭和45年10月27日 |
左:大べし見中央:悪尉右:小べし見※べし=やまいだれに悪(旧字)
能面3面は、いずれも檜材で作られている。
大べし見の寸法は、縦21.2cm、横16.4cmである。彩色は、朱色系肉色で、髪は黒に塗られている。また、裏は黒塗りである。制作年代は、江戸初期と考えられる。
悪尉の寸法は、縦20.5cm、横16.0cmである。彩色は胡粉地肉色で、唇は朱色である。制作年代は江戸初期と考えられる。
小べし見の寸法は、縦18.2cm、横14.3cmである。彩色は、朱塗りで、眼には金箔がなされている。制作年代は室町時代と考えられる。
3面とも作行がよく、特に小べし見は優れている。
※べし=やまいだれに悪(旧字)