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カセンソウ

カセンソウ InulasalicinaL.var.asiaticaKitam. 準絶滅危惧
  合弁花植物キク科
選定理由 分布域の一部において生育条件が悪化しており、種の存続への圧迫が強まっていると判断される。 写真を拡大表示します
形態の特徴 高さ60〜80cmとなる多年草。花の色は黄色で径4cm前後。葉は洋紙質で薄くて硬い。葉の縁には凸状のトゲのようなものがある。
生育環境 丘陵帯〜山地帯の日当たりのよい山間湿地に生育。
生活史 開花時期は7〜9月頃である。
分布状況 日本全土に分布。国外では朝鮮半島、中国、シベリアに分布。県内では飛騨地方の高山市、美濃地方の富加町などで確認記録がある。 分布情報図を拡大表示します
減少要因 山間湿地の減少。本種の生育環境である山間湿地は平坦地でもあり改変されやすい。また、湿地周辺の樹林伐採による土砂流入、水源の枯渇や水温上昇などで生育場所の環境が悪化している。
保全対策 本種の生育する湿地の保全・創出に配慮が望まれる。
特記事項  
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